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現代産業選書
日本経済の成長と均衡―成長志向型から均衡志向型への発想転換

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  • サイズ A5判/ページ数 338p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784806526353
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C2060

内容説明

本書の第1部は、日本経済の成長過程の分析を軸に、それに関する日本政府の経済計画や経済戦略を吟味し、合わせて、日本経済の現局面と2000年代に向けた戦略課題を分析し構想したものである。第2部では、戦後日本経済の歴史的な発展過程を小史風にたどり、加えて、その裏づけとして、経済循環的な統計データを基にその全体構造と長期動向を体系的・定量的に追跡した。

目次

第1部 日本経済の成長過程と経済均衡回復のための戦略課題(戦後日本経済の成長過程と政府の経済計画;政府の新「経済計画」における経済成長論―『構造改革のための経済社会計画』批判;「経済戦略会議」答申における現状認識と経済成長論―『日本経済再生への戦略』批判;日本経済の現局面と2000年代に向けた戦略課題―経済均衡を回復させ日本経済の高度成熟化を実現するために)
第2部 日本経済における歴史的な発展過程と構造変化(戦後日本経済の発展過程と時代区分―戦後日本経済小史;日本における経済循環の全体構造と循環現況;経済循環の長期動向と構造変化)

著者等紹介

東百道[ヒガシモモジ]
1946年、父(真六)、母(久子)の第六子として千葉県市川市に生まれる。1971年、東京大学農学部農業工学科卒業(故新沢嘉芽統先生に師事)。同年、電電公社入社。経済企画庁(総合計画局委嘱調査員)、情報通信総合研究所(情報事業部長、調査部長)への出向などを経て、現職は東日本電信電話会社技術総合センター担当部長。現在、“情報通信高度化”論、“情報社会”論、“社会資本”論、“日本経済”論その他を研究している。著書等として、『政府活動の経済分析』(総合研究開発機構、1984年、共著)、「日本経済および情報通信産業の動向」(景気循環学会『景気とサイクル』第12回大会特別号所収、1997年)、『情報通信アウトルック・情報通信ビッグバンへの期待』(情報通信総合研究所、1998年、共著)、『グローバル化と進化する情報通信産業』(通商産業調査会、1999年、共著)その他がある
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