内容説明
天真爛漫な淳子、残された時間はわずか。親友に託した命、託されたさと子。友情をはるかに超えた苦悩と心の交流。「しっかりと友の臨終を見とどけよう」夫や子供と離れ、付ききりで看病するさと子。この本は友情の奇跡ともいえる物語である。
目次
第1章 決意(どうしよう?;暗黙の了解 ほか)
第2章 あー、大変(落ち着かないわたし;六月六日 ほか)
第3章 心痛共感(三日で再々京都へ;がんばる淳子 ほか)
第4章 いつも背中にベッドを背負っている(淳子、個室へ;娘のことを気にかけている淳子 ほか)
第5章 サト、絶対に怒らないで(七月二〇日;この夜の帰り道 ほか)
著者等紹介
森さと子[モリサトコ]
京都に生まれ、結婚を期に上京。一男一女の子育てを楽しんだあと、現在は「花師」として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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