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ドラッカーと会計の話をしよう

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806138402
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C2034

こちらの商品には新版があります。

内容説明

イタリアンレストランのオーナー町田純一。経営がうまくいかない彼は、妻と娘にも見限られていた。レストランを売り払うために向かったロスへのフライトで、運よくファーストクラスにアップグレードした彼が席に着くと、隣に居合わせたのは謎の紳士・西園寺だった。町田に興味を持った西園寺は、彼に一夜かぎりの「ドラッカー会計の授業」を始める―。

目次

prologue ファーストクラス―レストラン経営者と謎の紳士
第1章 ディナータイム―利益が会社を潰す
第2章 あかりの消えた機内―「松」「竹」「梅」はどれがお得か?
第3章 真夜中の決断―コストカットは未来を奪う
第4章 再起の朝―客はオーケストラの何にお金を払うのか?
epilogue 2年後―経営の神髄

著者等紹介

林總[ハヤシアツム]
公認会計士、税理士、LEC会計大学院教授(管理会計事例)、日本原価計算学会会員。1974年中央大学商学部会計科卒業。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外の企業に対して、ビジネスコンサルティング、ITを活用した管理会計(主に原価計算)システムの設計導入コンサルティング、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

138
ドラッカーの会計に関する考え方を分かりやすく理解することが出来る本となっていた!ドラッカーと言えば名前くらいは知っている人も多い。そんなドラッカーの会計に関する考え方を小説形式でまとめてある。一番感銘を受けたのは誰がコストを払うのかという問いである。顧客である私たちが満足していれば原価の何倍もの料金を払う。また松竹梅のどれがお得かという理論は是非実践して確かめたいと素直に思った。利益と儲けの違いは社会に出て役立つ知識である。会計学について何もわからないが会計学を勉強したいと思っている人におすすめしたい!2020/09/03

Thinking_sketch_book

29
★★★★★ 人生は楽しいかねのように老紳士と若手経営者が偶然出会い深い事を軽く教わる話。この手の話は軽く考えていると意外と深い。それは実例があるからなのか、対話形式だからだろうか?軽いタッチで書かれているからだろうか?すごく不思議でたまらない。内容で驚いたのはプロセスでコストを考える事。お客が買ってくれるまでのコストを全て考えなければならないことと。表立って見えるコストだけに厳しくなっていたので全体プロセスを意識することを忘れていました2014/06/02

犬こ

23
経営不振に悩むイタリアンレストランのオーナー。再建に至るヒントをとある会社の経営者がドラッカーの言葉を引き合いに説いていくストーリー仕立ての経営と会計の本。問題点、改善点が具体的で分かりやすく、ストーリーにも入り込んでしまい、特に「利益は存在しない」など目から鱗でした。ドラッカーが管理会計の考え方に長けていたのも驚き。2015/04/14

Shinchan

19
書店で手にできる方は、あとがきを読んでもらいたい。著者とドラッカー(の著書)との出会いが書かれている。著者は公認会計士として働き始めて8年経ったころから管理会計に疑問を持ち始めた、その時に出会ったのがドラッカーの著作…  経営に行き詰ったレストランオーナー:町田がロス行きの飛行機の中で大企業の経営者:西園寺と知り合い、会計についてレクチャーを受ける。西園寺は、ドラッカーの言葉を引用しながら会計・経営とは何かについて話をする。物語形式で非常に解り易い。2012/03/27

luther0801

13
▼商品ラインナップ①今日の主力製品②明日の主力製品③生産的特殊製品④開発製品⑤失敗製品⑥昨日の主力製品⑦手直し用製品⑧仮の特殊製品⑨非生産的特殊製品⑩独善的製品⑪シンデレラ製品(睡眠製品)▼製品の性格の変化、特に衰退に向かっての変化を把握する。「明日→今日→昨日の主力製品への変化をいかに知るか」「開発製品の独善的製品への変化をいかに知るか」が問題である。▼プロフィットセンターは企業内部にはない。▼「レバレンスロスト」読んでみよう。2016/08/23

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