中経の文庫
大阪今昔散歩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784806138273
  • NDC分類 216.3
  • Cコード C0125

内容説明

「江戸の八百八町」、「京都の八百八寺」に対して「浪華の八百八橋」と呼ばれた「水の郡」大阪の姿を明治・大正・昭和初期の絵はがきや古写真を通して眺めることができる一冊。秀吉の大坂城、家康の大坂城と現在の大阪城との比較も楽しい。大阪の散歩や観光に便利なカラーの文庫本。『東京今昔散歩』、『横浜今昔散歩』に続く、シリーズ第3弾。

目次

大阪の歴史
大阪城
上町台地
天満・桜宮
大阪駅・梅田・堂島
浪花三大橋
中之島
船場
川口・大阪湾
心斎橋・四ツ橋へ
道頓堀・千日前
通天閣・天王寺公園
住吉・堺
箕面・四條畷・千里

著者等紹介

原島広至[ハラシマヒロシ]
昭和41年、東京都生まれ。歴史・サイエンスライター、イラストレーター、3DCG作家。手彩色絵はがき、古地図の蒐集家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

27
著者は、古い昔の絵はがきや古い地図のコレクターのようです。ご自身の持つ古い絵はがきと同じ構図で現在の町の写真を撮り、二枚並べて新旧の街の様子を解説しています。私は古い写真を見るのが好きなので、とても興味深かったです。写真に添えられた解説は、長くもなく短くもなく、ほど良い長さ。「へえ」がたくさん詰まった一冊でした。2024/01/22

neimu

6
大阪の川巡り橋巡りをしたので、色々比較している地図や写真になるほどと思い至るものが沢山あった。水都大阪の今昔、こういうものを薀蓄を含めて読みたくなるというのは、年を取った証拠でしょうか。(笑)2010/10/21

みお

4
昔の大阪と今の大阪を写真や絵画で見比べ。淀屋橋から見る風景がそれほど変わっていないことに驚き。大阪府立図書館、昔のレトロな建物いいなあ。2011/07/12

sirius31

3
再読。有栖の【天王寺七坂】を題材とした 新作の参考資料で す(^ー^) 「お江戸 八百八町 京の八百 八寺 なにわ八百八 橋」と称された大 阪は 【大阪】とい う名なのに坂が少 ない。平野だから ね。【天王寺七 坂】は 大阪市内を 南北に延びる唯一 の台地である上町 台地にある坂。北 から真言坂 源聖寺 坂 口縄坂 愛染坂 清水坂 天神坂 逢坂 の七つです。 有栖 は夕陽ヶ丘に住んでいるはずなので お もっきり有栖のお 膝元(*^^*)2013/08/07

ささ

3
いつも見ている風景が、少し違って見えてくる本。豆知識や、写真に関する細部の説明など、なるほど! と納得することがたくさんある。特に、大阪城が詳しい。また、市役所の敷地が、比較的最近まで神社であった、ということをこの本で初めて知った。レトロな建築や写真が好きなので、どの内容も楽しめた。タワーや展望台を取り上げているのも、とても嬉しい。写真の今昔を見比べながら、様々な風景が失われたんだなぁ、と少ししんみりともする。他のシリーズも手にとってみようと思う。2013/04/25

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