内容説明
変わり行く小売・卸売業の役割、密になるメーカーとの取引、環境問題をどう捉えるか。基本と最近の動向を理解する最初の1冊。
目次
第1章 流通は豊かな生活を支えている(生産と消費を結びつける流通―流通は、自給自足をしていない私たちの生活にはなくてはならないもの。;流通の発達で豊かになる生活―いろいろな物を、より安く手に入れられるようになる。 ほか)
第2章 効率化・高付加価値化が進む小売業(生産者と消費者の手間を省く―小売業がないと、メーカーは販売が、消費者は買い物がとても大変になる。;小売業は大きく2種類に分けられる―業種分類(売っている商品で分ける)と、業態分類(商品・売り方で分ける)がある。 ほか)
第3章 時代とともに変わる卸売業(卸売業はメーカーと小売業を結ぶ―メーカーと小売業の取引を効率化し、リスクを負担する。;小売業の仕入れや品揃えを支える―魅力的な商品を探し、適時・適量に運ぶ。 ほか)
第4章 密になる流通とメーカーの取引(メーカーのマーケティングに重要な流通―流通戦略をどうするかで売上げが大きくちがってくる。;メーカーはチャネルで流通を選ぶ―流通チャネルの選び方で売上げが大きくちがってくる。 ほか)
第5章 これから必要な幅広い細かな対応(環境問題のテーマは「削減」―CO2の排出を削減するとともに食品の廃棄を少なくしていく。;「適切な水準の安全」が求められる―商品の製造過程まで把握し、消費者に伝えていく。 ほか)
著者等紹介
為廣吉弘[タメヒロヨシヒロ]
愛知大学経営学部准教授。1962年香川県生まれ。1984年東京大学農学部卒業後、農林水産省、経済企画庁(現内閣府)、財団法人流通経済研究所を経て現職。流通・物流を専門とし、とくに一般消費財に強く、初心者にもわかりやすい解説には定評があり、企業等への講演・セミナー活動も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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