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トヨタの上司―強い現場をつくる

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806128687
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

内容説明

トヨタは、社長や経営幹部など一握りのリーダーが、トップダウンで経営している会社ではない。現場のリーダーを積極的に育成し、彼らが自律的に動ける環境をつくり、その能力を存分に発揮させている会社である。トヨタでは、現場のリーダーをどのように育てているのか。また彼らはどのように考え、行動しているのか。勤続40年以上の元現場責任者が証言する。

目次

第1章 あの上司からこんなことを教わった(お前たちがいいと思うならやってみろ;トラは死んで皮を残す。お前は何を残すんだ;ネクストワンを合言葉に頑張ろう)
第2章 トヨタのリーダー教育(リーダー教育は内製でやる;二つの知識と三つの技能;発生型・課題設定型・ビジョン志向型の問題解決;レポートは時間のあるかぎり書き直しなさい)
第3章 リーダーを育てるトヨタのしかけ(発表させる、自信がつく、前に進む;全部ができる人はそう多くない。だから、みんなでやる;監督者は部下を通じて成果を上げる)
第4章 トヨタの上司の「部下の育て方」(いままでの延長線上にない、「無茶苦茶な目標」を与えなさい;優秀な人間から動かせ;部下に「おいしさ」を伝えろ;部下の動きにごまかされるな;彼にもテーマを与えろ;仕事ができんやつでもチームの一員;上司の背中を見て部下は育つ。だから常に先を行く存在でいなさい;どうしたら先輩がラクになるか、考えて行動しろ)
第5章 トヨタの上司の「考え方」(グレーの部分をいかに小さくするか;「想い」を視える化する;当たり前と思うな;個人を責めるな、しくみを責めろ;現場の四隅を見なさい;現場をまわるときはねらいを定めろ;「ひばりの親子」「村祭り」)
第6章 トヨタの上司の「あるべき姿」(求心力リーダー遠心力リーダー;安請け合いするだけがリーダーではない;多くの場所で自分の思いについて話続けなさい)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくみくた

4
さすが、人材育成を内製化しているトヨタと感じた。リーダーを育てる「仕組み」、リーダーが生まれる「仕掛け」、リーダーのあるべき像が共有された「現場」、一朝一夕でできあがるものではない。2018/10/21

qwel21

1
突飛なことは狙わず、地に足をつけた現場に基づいた上司の言動。そんなところにトヨタらしさがありそう。2010/01/06

ゆういち

0
先日読んだ「自工程完結」がまだ浸透していないときの話もあると思いますが、その具体例を、さまざまなケースで、学べた感じがする。 決めたことをやる。一人一人が真剣に考えて、ものごとにあたる。当たり前のことを当たり前のようにやりつづけるからこそ、強みが生まれることを、再度、実感。2016/01/19

長南 徹

0
当たり前だと言えば当たり前な内容だと思うけど、これをやり続ける会社はやはり強いと思う。2015/08/30

もりけい

0
人にも四隅があるという考え方、こんな職場にしたい想いを話し続けることなど泥臭いが強い現場の秘訣を学べた。2014/02/14

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