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内容説明
有名な美術館、評判のいい美術展にせっかく足を運んでも、何を描いているのか、さっぱりわからない…。もし、そうだとしたら何とも残念なことではないでしょうか。西洋絵画には、日本人の私たちにとっては馴染みが薄いギリシア神話を題材とした作品が数多くあります。これらの作品は、ギリシア神話の物語をちょっと知っておくだけで、鑑賞の楽しみがグンと広がります。名画を楽しく読めるようになります。本書は、その手助けとなる初心者向け入門書の決定版です。
目次
第1章 オリンポスの神々(オリンポスの神々と巨人族の戦い―大地と天空の神から生まれた神々の骨肉の争い;ゼウス(1)神々の主神―オリンポス十二神の最高神として君臨した
ゼウス(2)アンティオペとダナエ―人間の娘に次々と子どもを産ませる恋多き神 ほか)
第2章 英雄と半神、人類と怪物たち(パン、サテュロスとニンフたち―半神半獣とその子孫が妖精に恋して追いかける;プロメテウスと人類の起源―人間をつくり、ゼウスから守った人類の父;パンドラ―プロメテウスと人間に対するゼウスの悪意の贈り物 ほか)
第3章 冒険と戦い、アレゴリー(アルゴ探検隊(1)イアソンとメデイア―探検隊長と魔女、二人の愛と裏切りの復讐劇
アルゴ探検隊(2)ヒュラスとキルケ―ヘラクレス、オルフェウスら英雄総出演の冒険譚
トロイア戦争(1)発端―美青年パリスと美女ヘレネの略奪婚から始まる戦い ほか)
著者等紹介
井出洋一郎[イデヨウイチロウ]
東京純心女子大学教授。上智大学非常勤講師。美術評論家連盟会員。1949年群馬県高崎市に生まれる。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋美術史専攻)。山梨県立美術館学芸員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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カピバラ
あさらん
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菜花@ほのおかくとう協会門下生
うづき