吸血鬼・火星の運河・虫

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806066330
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりーぬ

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下の子を産む前に読んだ最後の本。いやー胎教に悪かったー!(笑) 何よりも「虫」を久々に読みたくて手に取ったのですが、80年以上前の作品とは思えないほどの気持ち悪さ。しかし、主人公が狂気に至るまでの描写は圧巻でした。さすがは乱歩先生です。理論的にグロテスクだと、なんというか、精神にこたえますよね。私は今のところ、「虫」が短編では一番面白いと思うのですがどうでしょう。まだまだ全集は続くので、新たな出会いもあるのかな。楽しみです。 2015/05/11

ybhkr

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桜庭一樹先生おすすめシリーズ。表題作のみ。昭和初期のものでも電話やタクシーが出てくるので、あまり違和感がないし、今の方が技術的に上がっているだろうから使えそうなトリックもある。というか、最近のトリックですよ、と言われても納得してしまうかも。土葬がちょっとネックだが。明智くん、小林少年、文乃さんのチームワークと奇想天外なトリック。伏線回収の見事さ。今読んでもすばらしい。因果応報の展開は昔ならではというかんじ。読者も溜飲下げるところですね。茂ちゃんの今後が気になる。2013/08/03

ひい

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小林少年初登場です。先日のパラドックス定数での明智先生で読むといい感じな気障さ加減です。林檎の頬をしてないと私は「小林君」とは認めません。2012/04/29

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