目次
ブルターニュにおけるケルト的なるものの生成
「土地戦争」前後
アイルランドにおけるゲーリック・リヴァイヴァルの諸相
19世紀アイルランド・カトリシズム―伝統と刷新
「ウェールズ復興」―1880‐1910年
「ゲールの土地」という観念について―1880年代前半のスカイ島事情を中心に
イングランドにおける「ケルト」像―雑誌記事を中心に
言語・人種・国民―19世紀末のアイルランド系アメリカ人
薄明と喧騒と―アイルランド文芸復興の揺籃期をめぐって
アイルランド演劇運動とW.B.イェイツ―民族文化の再構築
戦いの喜劇―「ウェイク」が織りなす愛蘭土模様
文芸復興と近代小説における想像性―ジョージ・ムアを中心に
スコットランドと19世紀末ケルト復興運動―「フィオナ・マクラウド」ことウィリアム・シャープの場合
アイリッシュ・アメリカンの文学―オニールとフィッツジェラルドの「ブラック・アイリッシュ」