内容説明
従来、ブラックボックス化してきた省庁内部の意志決定プロセスを明示化する初めての試み。気鋭の研究者と現職キャリアとのコラボレーションにより、官僚システムのダイナミズムを分かり易く解説。
目次
序章 本書の目的と方法
第1章 政治学から見た官僚制
第2章 経済学から見た官僚制メカニズム
第3章 行政学における中央省庁の意思決定研究
第4章 通産省の政策形成過程
第5章 国土庁の政策形成過程
第6章 建設省の政策形成過程
第7章 厚生省の政策形成過程
第8章 総務庁・行革審議機関の政策形成過程
第9章 大蔵省の政策形成過程
第10章 外務省の政策形成過程
第11章 国会の政策形成過程と立法補佐機関
終章 比較・評価・課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
中将(予備役)
2
平成11年刊の若手研究者と若手官僚による研究会の成果。ざっと流し読みをした。官僚論・政策過程論の経済学・政治学・行政学の視点を振り返った上で、各府省(局ごとに特色が強い場合は各局)の人事、意思決定方式、政策形成の事例分析を比較する各省比較。古く、刊行時点でも大蔵省は脱稿から刊行までの間に変質していることが断られているが、類例の少ない力作で面白かった。珍しいことに、国会について(議員立法の過程というより、補佐する公務員のスタッフ)も一貫した視点で比較されている。2025/03/25
YAMAUCHI Yusuke
1
☆☆☆☆☆2025/10/21
Kenji Suzuya
1
中央省庁での政策形成プロセスについて、階統的な統制の強さと、政策を打ち出す積極性の2軸で行動様式を分類する。その上で実際のプロセスを、政策を想起する「創発」と、賛同者が増えて実現に向かう「共鳴」とに着目して分析する。本書では、通産省、国土庁、建設省、厚生省、大蔵省、総務庁、外務省、立法補佐機関を扱う。それぞれの筆者の踏み込み方が異なるため、なかなか突っ込んで書いてある省と、表面的な制度記述にとどまる省とが混在している。改組前のものとはいえ、十分に参考になるだろう。2015/04/06
Hideki Ishihara
1
面白そうな部分だけつまみ読みしましたが、中央省庁ではどのようなプロセスで政策が作られていくのかを代表的な省庁毎に具体的事例も挙げながら体系だって解説しており、論文調の文章の割には非常に理解しやすくスラスラ読めました。時間のあるときに全編を精読したいです。2011/11/30
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