内容説明
禁書の『歎異抄』を世に広開し親鸞の教えを近代人のものにした清沢満之の「実際・実験・実学」の思想は、宗派を超えた普遍性をもち、没後百年を迎える今もなお人間のあり方を明かし、万人の生き方の指針となっている。
目次
黙忍堂臘扇
信は力なり
力み心と依頼心
現在安住
自己とは何ぞや
万有転化と主伴互具
如意不如意
『教界時言』
心霊の諸徳
続・心霊の諸徳〔ほか〕
著者等紹介
亀井鉱[カメイヒロシ]
昭和4年名古屋市に生まれる。旧制愛知県商業学校卒業。昭和32年現(株)千代田を創業、現在会長取締役。名古屋東別院刊『名古屋御坊』編集を経て、東本願寺刊『同朋新聞』編集委員、NHK教育テレビ「こころの時代」の司会にも随時参画
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