内容説明
“水の季”に入った月光界では、毎日のようにイヤな雨が降っていた。ちょっぴり憂鬱な気分でひとり旅行を続けていた輪堂弓香は、ある日、ジャニーズ顔のドジな尾行者パルロに気づく。彼は、弓香を指名手配しているサッタ国の王子だという。弓香は、パルロのあまりのマヌケさに同情し、一緒に旅をはじめる。珍道中の末、ふたりは敵国ネンゲの領土に迷い込み、やがて地下迷宮へ。―月の光が届かない魔の世界で待ちうける、恐ろしい悲劇の結末とは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるかかなた
1
友人に貸し出し前に再読。表紙の弓香の手に『あれ?』っと思ったけど、そういえばそうでしたね。相変わらずミズールは格好いいしティッチはおバカだけど、この突き放した世界感が好きです。ジョーロウ滅亡譚も、シンガの過去も、確かウィングスノベルズで出てたので読み返したいな。2012/11/18
まりもん
1
ティッチの嫉妬でミズールが女性になってしまうとは・・恐るべし。2011/08/04
絵美
1
“水の季”に入った月光界で一人旅を続ける弓香は、尾行者・パルロに気付く。彼のあまりのマヌケっぷりに同情した弓香は、一緒に旅する事にするが…。 この物語はふぁんたじーです。でも、第1章のタイトルは『ついてきたウルトラマン』です。。。 最初は珍道中だけど、最後は結構シリアスな展開。誰にとっても、辛い決断だね。2011/02/06
natsu_san
0
再読2011/05/15
こえん
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久しぶりに再読。2010/10/07