出版社内容情報
帝から鬼門を守る大役を任せられた御剣(みつるぎ)家。
その嫡男として生まれた御剣空(そら)は、十三歳をむかえた年、試しの儀とよばれる試験にのぞんでいた。
御剣家に代々つたわる幻想一刀流を学ぶため、絶対に越えなければならない試練。
七人いる同期生は全員が合格した。残るは空ひとり。
父、弟、許婚、守り役である兄妹らが見守るなか、空の試しの儀がおごそかに開始された……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
26
WEB版は読んでません。レベル1から全く成長しない事に悩み足掻き苦しみ、周辺からも無能、役立たず、寄生虫と蔑みを受けていた主人公。かつての仲間にモンスターパレードをされて虫の苗床にされると思ったら、、何故か強くなった。そこから始まる復讐劇と言ってもなんかヌルいし、脇も甘い。それをサポートするのが獣人、エルフ、鬼人のヒロイン達なのかな?続きは読んでみようと思い3巻まで購入済み。2020/06/22
こも 零細企業営業
24
4巻を読んでたら全く覚えてないので再読。最初は鬱展開だな。。2020/12/19
しまふくろう
19
表紙が格好良くて購入。挿絵も良かった。ルナマリアの恥ずかしい姿が大変宜しい。 物語は故郷を追い出された主人公が冒険者もクビになりかつての仲間から捨て駒扱いされて死にそうになった話。復讐や力を振るうのにも、きちんと線引きをする主人公の人柄が面白い。能力発動の口上も格好良くて宜しい。 あらすじや帯の煽り文句で言っているほど壮絶な復讐に走ってる訳でもなく、非合法ギリギリなラインで軽くやり返してるだけなのがちょっと肩透かしだった。が、ギルドや残りメンバーにどう復讐するのか、予想付かなくて妙に面白い。続きが楽しみ。2019/09/17
じお
8
★☆☆☆☆ 武門の流派の後継者として実力不足から失格し追放された青年・ソラはそれから数年の後、冒険者としても落ちぶれ、挙げ句かつての仲間に罠にはめられ死の危機に瀕していた時、自らの秘められた力に覚醒する、決定的に好きになれない追放系なろうファンタジー第1巻。厨ニ設定も文章も悪くないが、全く合わなかったという感想。数あるなろうジャンル系の中でも追放系(だと思う)で、この手の作品としてはまぁ悪くない出来なのだと思う、ただ私の嗜好には全く合わなかったかなという、のでこれは読み手である私の問題なんだと思う。→2021/03/08
nawade
8
★★★★☆ Web版既読。筆力も構成力もあり自分の大のお気に入り作家であったものの、なろう人気路線に背を向け独自路線を貫き続けていたがためランキング上位に顔見世できなかった作者が、満を持して放った復讐モノの一矢がブレイク!ついに書籍化へ。この1巻では主人公の情けなさが目立ち、強くなってからの復讐も紛らわしいので、すっきりしないところもあると思うが、2巻以降魅力的なヒロインも増えていき、戦闘も加速度的に面白くなっていくので期待してほしい。この巻ではドライに見えるアヤカも色々と秘密がありそうで気になる存在。2019/09/13