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はじまりのみち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 213p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784803004489
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

時は戦中。戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下惠介が監督した映画「陸軍」はその役割を果たしていないと当局から睨まれ、次回作の製作を中止にさせられてしまう。夢を失った惠介は辞表を提出。病気で倒れた母・たまが療養している浜松市の気賀に向かう。しかし、戦局は悪化の一途をたどり、浜松も空襲にさらされ、気賀も安心な場所ではなくなるのだった。惠介は病身の母を安全に疎開させる為に、リヤカーに乗せて山越えをすることを決意。兄・敏三と便利屋の青年と三人で暑さや激しい雨にも負けず、60キロの道のりを17時間歩き通す。そして、ようやくたどり着いた疎開先で、たまは不自由な体で惠介に手紙をしたためる。そこには、愛する息子を見守り続けた母の想いが綴られていた―。

著者等紹介

丸尾みほ[マルオミホ]
アニメーションの脚本家。『ドラえもん』でデビュー。最近では、映画『カラフル』など。児童小説も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まみ

1
映画の雰囲気がとても好きで忘れないように購入した一冊。(購入)2013/06/19

Miss coloring

1
意外とあっさりしてるなと思いました。ただ、母親の愛情の深さに自分の母親の姿がかぶり涙がこみ上げてきました。2013/07/11

ゆにこ

1
K瀬R&Yスケ・Sンタマリアですか、なるほど。2013/06/07

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