内容説明
嘘で綴った絵日記を本当の思い出に変えてくれたのは、小学２年生の同級生だった。幼い友情と未来を描いた「しあわせの絵日記」。刑務所から出所する息子に、親としてもう一度向き合う決意を教えてくれた不思議な出来事。親子の愛情を紡ぐ「おかえり一万回」。離婚を考え、ひとりで帰省する美代子を乗せた特急は豪雪で足止めに。身近すぎて見えなくなっていた夫の愛情に気づかされる「特急は停まったまま」ほか。やさしい涙がこころにしみる１２篇の短篇小説集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけちゃん
5
このシリーズ好きだったなー！2013/05/18
真琴
2
涙を流すほどではないですが、どの話も心温まる話ばかりでした。特に個人的に好きな話は「相方」と「父の遺したもの」、「送辞」、「泳げない魚」が特に良かったです。短篇集なのでどの話も読みやすかったですが、号泣するほどでは無かったです、どちらかというと心温まる話。最初の話の「巣立ちのエール」の了津寛子巡査のお節介キャラがとても気になりました。了津寛子巡査が活躍する「交番の夜」というタイトルの本もあるみたいなので機会があれば読んでみたいなと思いました。2012/05/07
bamosu
1
短編で読みやすいのでよく読んでいるシリーズ。読書があまり好きじゃない人にも読みやすいのでオススメ。最後の泳げない魚が印象的だった。今回の表紙の写真が我が子に似ていてビックリした。 2012/10/26
ﾄｰﾏｽ･ｳｰﾏﾝ
1
寂しい時に読む本
ゆきだるま
1
号泣するほどではなかった。でもいい話。2012/04/27
