目次
1章 総武線(東京駅;新日本橋駅、馬喰町駅;御茶ノ水駅;秋葉原駅;浅草橋駅 ほか)
2章 京成線(京成上野駅;日暮里駅;千住大橋駅;押上駅;京成立石駅 ほか)
著者等紹介
生田誠[イクタマコト]
1957(昭和32)年、京都市生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程修了。全国紙記者として東京本社・大阪本社の文化部に勤務。現在は地域史研究家。集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社、アルファベータブックス等から著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なるみ(旧Narumi)
21
鉄な家人に勧められた一冊。写真がとにかく充実してました。2019/12/17
オサム兄ぃ
8
総武線全通120年を寿ぐ本。新聞社資料を中心に総武線・京成線の48駅と周囲の歴史的画像を探し出し、対比の現代写真や地図、解説が添えてある。撮影年やアングルはまちまちだが、鉄道にまつわる雑学が楽しい。何より小学生前から50歳過ぎまで沿線に住む者には懐かしさ一杯。例えば1969年の船橋ヘルスセンターの鳥瞰図や、谷津遊園の航空写真。現代の目には人工海岸を埋める水浴客の密度は驚きだし、日本初の宙返りコースターはちんまり微笑ましい。近過去が、すでに「歴史」の向こうに流れ去っていることを思い知ったのであった。2017/08/23
kaz
2
タイトルどおり、総武線、京成線沿線のかつての風景。駅そのものにさほどの関心はないが、東京近辺では見かけなくなった小規模な駅舎はさすがにインパクトがある。街のかつての風景は見ていて楽しい。1968年時点で、既にドラえもんの映画が上映されていたとは考えもしなかった。かつての風景とほぼ同じ地点から撮った現在の写真があれば、さらに比べる楽しみがあったと思うが、この点は残念。 2017/10/25
みのさん
1
【4歳】子供が図書館で選んできた1冊。総武線・京成線の昔の街並み写真が掲載されている。一体全体どこが4歳児の興味を引くのかは謎だが、子供はキャアキャア言いながら、駅名の漢字を覚えたり、モノクロ写真を楽しげに見ている。行ったことのある駅は「今と一緒(似てる)ねえ」とか「全然違うねえ」とコメント入れつつ眺めていた。2021/09/14