内容説明
三十三歳の真鍋哲平は、瀬戸内海に浮かぶ離島で、亡父から受け継いだちっぽけな旅館を一人で経営している。そんな冴えない哲平の前に突然女神が現れる。夏の繁忙期だけ従業員を募集すると、大里理子という二十九歳の元保母さんが応募してきたのだ。理子は爽やかで美しく、哲平はどんどん惹かれていく。そして何とか彼女を口説き、会心のセックスを味わう。結婚まで考える哲平だったが、ある日、驚くべき理子の秘密を知ることになって…!聖女と淫女の二面性を持つ、謎めく美女に翻弄される男を描いた離島誘惑エロス!
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
昭和42年、東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、平成16年に『ふしだら天使』(双葉社)で官能小説家としてデビュー。平成22年に『どうしようもない恋の唄』(祥伝社)、『おいしい人妻』(竹書房)で、「この官能文庫がすごい!」大賞・金賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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