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内容説明
イラストレーター&エッセイスト田村セツコがずっとハッピーに生きるために書き続けているノートとは?78歳、心はいつでも“好奇心いっぱいの少女”。
目次
第1章 セツコ式「ひらめきノート」のすすめ
第2章 暮らしのノート
第3章 愛するノート
第4章 吐き出すノート
第5章 自分をハグするノート
第6章 生きていくノート
著者等紹介
田村セツコ[タムラセツコ]
1938年、東京都生まれ。イラストレーター・エッセイスト。60年代に『りぼん』『なかよし』などで活躍。70年代には「セツコグッズ」で一世を風靡する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
47
現代にはTwitterという手段が流布しているけれど、あれは打ち込んでいる最中に言葉が蒸発していく感覚がある。でも紙に書き付ける言葉は、文字を彫って刻んでいくような時間の中で、自分と客観的に対面し表裏を同時に見ることが出来ている気がする…。セツコさんはあらゆる“ひらめき”を拾い集め、ノートやメモに残していくそうだ。「ノートは生きていくための栄養」それはそれは長い時、紙の地層になって。セツコさんにとって、ノートは鏡のようなものかもしれない。自分の事を、一番知っておきたいのは自分だから。2016/10/08
あつひめ
39
懐かしいイラスト。その中に大切な言葉が散りばめられていた。生きていくうえで自分の大切なものは何なのか。何に囲まれて生きていきたいか。ハッピーに生きることは自分でもハッピーに向かう行動が必要だし、周りの人の助けももちろん必要だろう。人はいくつになっても成長できる。昨日の自分より今日の自分。心がほっとする言葉をストックして虹色のお守りにしたら、どんなに凹んでも元気になれそう。そして、周りの人にも虹色を分けてあげられそう。田丸さんのカラフルなイラストのように元気を生むノートを自分なりに作りたくなった。2019/11/30
布遊
27
3ポストイット。80歳の田村セツコさん、イラストもかわいらしいし、ポジティブ。こんな風に年齢を重ねていけたらと思う。その秘密は、ずっと続けていたノートにあったのですね。*生理的に好きな物、細胞が喜ぶものに囲まれて暮らしたい。*いやなことを愉しむことができる人生がいちばんすてき。*理想の自分をパートナーに、自分を甘やかさないで、しつけることが大切。2018/03/09
翔(かける)
22
大好きな『おちゃめなふたご』のイラストレーターが紹介する「ノートのすすめ」。どれもアーティスティックで創作意欲が掻き立てられます!お気に入りの一冊になりました♪2016/08/16
べるめーる
21
メモが大好きというセツコさん。「描くこと」「書くこと」だけでなく、「人生」への愛もいっぱい感じた!すごく夢っぽくて可愛いらしいんだけど、でもしっかりと長い年月を生きてきた懐の深さがあって素敵。セツコさんも78歳の独居老人なのか。こんな風に年を重ねられたらいいな。引き出しの奥に眠っている単語帳で、セツコさんの真似をしてみようかな。2016/09/03