内容説明
王族の群像画に秘められた謎とは?不朽の名画に隠された27のミステリー。
目次
第1章 モチーフ(消された蝋燭の火、白百合、ネズミ捕り…祭壇画の小道具に秘められた謎―『メロードの祭壇画』ロベルト・カンピン;石棺に刻まれたメッセージの真の意味とは―『アルカディアの牧人たち』ニコラ・プッサン ほか)
第2章 宗教画(三枚の『マグダラのマリア』の乳房が徐々に隠されていったわけとは―『悔悛するマグダラのマリア』ティツィアーノ・ヴェチェッリオ;農民画家ブリューゲルが「バベルの塔」を描いた理由―『バベルの塔』ピーテル・ブリューゲル(父) ほか)
第3章 モデル(美女が美女の乳首をつまんでいる理由―『ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像』フォンテーヌブロー派;なぜ家族はバラバラの方向を向いているのか―『ベレッリ家の家族』エドガー・ドガ ほか)
第4章 技法・講図(ゴッホの筆遣いがうねっている本当の理由―『星月夜』フィンセント・ファン・ゴッホ;二枚の集団肖像画に秘められた謎とは―『ニコラース・テュルプ博士の解剖学講義』/『隊長フランス・バニング・コックと副官ウィレム・ファン・ラウテンブルフの市警団(夜警)』レンブラント・ファン・レイン ほか)
第5章 画家の想い(なぜ掟破りの真正面から自画像を描いたのか―『1500年の自画像』アルブレヒト・デューラー;登場人物が複雑に並ぶ群像画に秘められた謎とは―『ラス・メニーナス(女官たち)』ディエゴ・ベラスケス ほか)
著者等紹介
木村泰司[キムラタイジ]
1966年生まれ。西洋美術史家。カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教育講座にてWorks of Art修了。楽しみつつ知的好奇心を満たす「エンターテイメントとしての西洋美術史」を目指し、さまざまな講演会やセミナー、イベント、執筆などで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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