宝島社文庫
北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800272119
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

北欧の地で始まる、奥手な2人のスローライフ! 第3回なろうコン大賞金賞受賞作、待望の文庫化! 極寒の地を治める貧乏貴族・リツハルド。男前の元女性軍人・ジークリンデ。彼女の鋭い眼差しに心奪われたリツハルドは、思わず告げる。 「あっあの、自分と結婚して下さい!!」 一目惚れからはじまった、一年間のお試し婚。ソリを駆ってトナカイを狩り、解体&仕分け&熟成。ベリーを摘み、保存食を作り、蝋燭や伝統工芸品を作る合間に、凍結湖で魚釣り。今日のごはんは木の実いっぱいのパンとほかほかサーモンシチュー。自給自足の狩猟民族的スローライフを通して、奥手な2人は無事、正式な夫婦になれるのか! ? オーロラ輝く辺境ではじまる、不器用夫婦(仮)のほのぼの生活。

内容説明

一年の半分近くが冬となる極寒の地を治める伯爵リツハルドは、夜会で出会った男装の麗人、元軍人のジークリンデに目を奪われ、思わず告げる―「自分と結婚してください!」と。一目惚れから始まった、オーロラが空を彩る地での、一年間のお試し婚。トナカイを狩り、解体&仕分け&熟成。摘んだベリーは保存食に。伝統工芸品を作る合間に、凍結湖で魚釣り。自給自足の狩猟民族的スローライフを通して、奥手な二人は無事、正式な夫婦となれるのか?

著者等紹介

江本マシメサ[エモトマシメサ]
長崎県出身。2012年9月より執筆を開始し、「小説家になろう」にて発表。『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』(宝島社)で第3回なろうコン大賞金賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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佐島楓

75
極北の地の領主とお試しで嫁いできた「男装の麗人」とのほほえましい共同生活。住む地の特色を活かした狩猟や料理の数々がお互いのやさしさをはぐくんでくれる。このふたりは素敵な夫婦になれそうだ。2017/05/22

ぶんこ

58
北極圏に近い極寒の地の伯爵リツハルドですが、あまりに酷な気候のためお嫁さんが来てくれません。探しにきた夜会で出会った凛々しい軍服姿のジークリンデに一目惚れ。速攻求婚!1年間の契約結婚となったのですが、2人とも実にウブで微笑ましい。特に優男に見えるリツの男らしい優しさに胸キュン。13歳から軍隊生活をしていた理由が気になりますが、男らしく育ったジークの奥底の女らしさにも胸キュン。極寒の地での生活が詳細に描かれているのも素晴らしい。夜が明けない日々での生活の辛さを想像。コロナ自粛が春からでよかった。2020/06/30

あおでん@やさどく管理人

45
初読みの作家さん。幸せオーラがずっと続いているような物語を時々読みたくなるので、ピッタリの本だった。防人さんのイラストもとても美しい。単行本ではシリーズ4巻で完結しているようだが、文庫本も続編が出るのだろうか…?2017/09/24

Kanae Nakajima

45
極北の地を治める貧乏貴族が、異国の社交界で一目惚れした元軍人の男装の麗人と、お試し婚として暮らす一年間を丁寧に綴る物語。狩猟や獲物の解体、保存食作りなど驚くほど細かく正確な描写の一方で、全体の話運びはぎこちないな、と思ってたらこれがデビュー作なのですね。シリーズ化されていることも後から知って、消化不良気味な部分も続きがあるなら、と納得。2017/06/27

ダージリン

44
雪国というか、極寒の地での自給自足で厳しいはずなのに、契約結婚のふたりがほのぼのしてて素敵です~♪ 表情に出ない分、ジークリンデ視点の章が嬉しい(笑)。そして何より、文庫で続きを出して欲しいんですけどー!!!2018/05/11

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