内容説明
もしもあの画家が自己PRしたら?意外な趣味、性癖、恋愛遍歴が明らかに!
目次
1 ルネサンスからマニエリスムまで―古典文化を復興した開放者たち(レオナルド・ダ・ヴィンチ;ミケランジェロ・ブオナローティ;ラファエロ・サンティ ほか)
2 バロックから写実主義まで―光と闇をあやつる探求者たち(ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ;ヨハネス・フェルメール;フランシスコ・デ・ゴヤ ほか)
3 印象派以降近代の扉を開けた革命者たち(クロード・モネ;フィンセント・ファン・ゴッホ;パブロ・ピカソ ほか)
著者等紹介
木村泰司[キムラタイジ]
西洋美術史家。1966年、愛知県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で、美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にて、Works of Art修了。講演会やセミナー、イベント、執筆などで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Christena
4
西洋美術の巨匠たちの履歴書と、簡単な解説という構成。履歴書には、遍歴、性格、容姿、家族、画家以外の経歴、代表作などの項目があり、生きた人間としての一面を垣間見ることができる。特に自己PR(実際には著者が巨匠の代わりに書いている)がなんとも言えず面白い。ただ、解説に登場する作品は一切掲載されていないので、一度も見たことがないと、つまらないかもしれないと思った。2013/09/06
Hiroki Nishizumi
3
履歴書による紹介というスタイルが斬新に感じられて面白かった。バロックの流れの中にゴヤが続いているのはちょっと違和感を感じた。巨匠の代表作も載せるともっと分かりやすくて良かったと思う。2020/01/21
ophiuchi
3
ルネッサンス初期から現代までの主だった芸術家の履歴書を著者が代筆している。それぞれのエピソードが添えられていて、天才たちの誰もが一筋縄ではいかない人達であることが分かる。2013/08/15
nizimasu
3
ついつい絵画はその作品世界もさることながら画家そのものへの興味がわいてくる。そこをつくのはいささか、下品な気もするがやっぱりどんな人が書いたか気になるもので、その点でこの本は履歴書という通り、その人のプロフィールを木村泰司さんが書いているから、これまた面白いエンターテイメントになっている。それにしても画家は変人が多くて大変そう。それを楽しむのが当時のパトロンなのかなと思ったりして…2013/08/08
takao
0
うーん。2017/07/22