内容説明
きみのしらないかげのせかい、のぞいてみる?
著者等紹介
岩田明子[イワタアキコ]
1967年、東京都生まれ。1991年、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
123
表紙絵に魅かれて読みました。岩田 明子、初読です。小さい頃、暗がりの中トイレに行くのは怖かったものですね。暗い影が、こんなにカラフルに変貌するとは思いませんでした。 https://common.bunkei.co.jp/books/4503.html2024/03/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
夜中に起きてしまったとらた君。ワニに見える影 かげわに と知り合って夜の大冒険!まっ黒なはずの影たちが、影の広場ではカラフルになって遊ぶ。とらたの影も かげとら となって…。2024/05/15
そらこ
7
とらたが夜中におしっこに起きると、ちょうどかげたちがかげの広場に行くところ。ワニの形をした「かげわに」はとらた背中に乗せていく。夜中に人間が寝静まると、影たちがかげの広場へいって色とりどりになっているという設定。人間は入れないかげの広場へ行くところ、人間とばれて逃げ出すところなど、わくわくどきどきがある。かげの広場は色とりどりでいろいろなものがあって楽しい。ただ、自分の家や玩具などの影は、とらたをみつけたあと、どうしたのか、いや知らないままなのか、なんだかよくわからなかった。2024/08/29
遠い日
7
「ばけたくん」のイメージが強い岩田明子さん、こんな世界も描くのか⁉︎と新鮮な気持ちで読みました。とらたの夜の大冒険。かげわにに連れて行かれた影の広場。いつも色のない影たちがカラフルな色をまとって大いに遊ぶ。とらたの影は、かげとらとなってとらたを助ける。スピード感のある展開がかっこよかったです。2024/04/13
timeturner
6
墨絵風の前半と、かげの国に入ってからのカラフルな中盤のコントラストがあざやか。かげわにの正体があれだとは思わなかったなあ。2024/08/22