ミニマム・プレゼンテーション

前田 鎌利【著】

すばる舎（2019/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 208p／高さ 19cm
• 商品コード 9784799108413
• NDC分類 336.4
• Cコード C0030

出版社内容情報

書家であり、プレゼンクリエイターの著者が教えるビジネスパーソンのためのセルフプロデュース術。　“見せたい自分”と“伝えたいメッセージ”は手書き文字で印象づけられる。話し手の人間性と気持ちを手書き文字で表す「自分」と「念い」を伝えるマイクロプレゼンの技術を解説。
単なる手書きの推奨本ではなく、名刺交換から自己紹介に始まり、商談、プレゼンシーンで、相手に伝えたい凝縮したメッセージを、いかに「個」としての自分を印象づけ、差別化できるかということを意識したビジネスパーソンのための自己表現が効果的にわかる一冊。

内容説明

ここから始める、新しい「あなた」の伝えかた。一番伝えたい人に一番伝えたい「念い」を深く、効果的に伝えるために。

目次

第１章　ミニマム・プレゼンテーションとは（「念い」とは；「念い」を伝える三つのポイント；相手に興味を持たなければ、あなたの「念い」は伝わらない　ほか）
第２章　念いを伝える「手書き」と「内観」の方法（あなたはどう見られたいのか？；「好き」か「嫌い」か？；四つの個性　ほか）
第３章　他者の手書き文字を味わい、書風を学ぶ（岩崎彌太郎；渋沢栄一；立石一真　ほか）

著者等紹介

前田鎌利［マエダカマリ］
書家・プレゼンテーションクリエイター。１９７３年福井県出身。東京学芸大学教育学部書道科卒業。５歳より書を始め、独立書家として活動しながら光通信、Ｊ‐Ｐｈｏｎｅ、Ｖｏｄａｆｏｎｅ、ソフトバンクに従事。２０１０年、孫正義氏の後継者育成機関「ソフトバンクアカデミア」の第１期生として選考され、初年度１位の成績を修める。２０１３年にソフトバンクを退社し、未来へ書をはじめとした日本の文化を継承していく「継未‐ＴＵＧＵＭＩ‐」を設立。全国７００名を超える生徒が通う教室を経営している。書家として国内のみならず海外でも精力的に活動する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kentaro]

効果的な自己紹介の手法に、「マジックナンバースリーの法則」がある。伝えたいことを「三つに絞る」のがポイントだ。三つまでなら限られた時間で相手の記憶にしっかりと印象づけることができる。 プレゼンテーションの一瞬のためにさまざまな準備をするのは面倒なものだ。 しかし、この面倒な時間をかけるほど、「念い」が「伝える」から「伝わる」へと変わる。 それは、 相手の立場に立ってあなた自身の表現方法で 時間をかけて 届けることになり、時間をかけるとは、考える時間を持つことと同義だ。

2020/08/08

[みなのん]

だらだらと長くプレゼンしても伝わらない。短い時間で相手に自分のことを知ってもらうには？手書きだと自分の念いが伝わるとの内容。建築のプレゼンにおいては、手書きパースも良いらしい。

2020/08/10

[ニッポニア]

書家の本だとは思わなかったが、なかなか参考になりそうな手法あり。以下メモ。伝えたいことは3つ、できれば1つに絞る。間を作ると、注目させられる。手書き文字の魅力。味のある書の書き方、利き手と逆の手で、逆の書き順で、逆の向きから書く。好き、なものと、あなたらしい、ものとは異なる。

2020/10/09

[鶴]

よいプレゼンテーションをするための本だと思って読んだら大失敗。手書き文字に関する本として読んだとしても冗長で同じことの繰り返しで面白いと感じれなかった。

2020/09/19

[てん]

☆☆☆誰にどんな「念い」を伝えたいのか？普段あまり意識せずに文字を書いていたけど、ちょっと意識したくなるような１冊だった。お手本通りキレイな文字だけが正しいのではなく「好き」なタイプを探せばいいと言われると、楽しめそうな気がする。

2020/08/21