たった5つの思考法で頭がみるみる回り出す!

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たった5つの思考法で頭がみるみる回り出す!

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799103838
  • NDC分類 104
  • Cコード C0030

内容説明

考えることはムズカシクない!!「もうムリ!」「もうダメ!」「わからない!」と思ったところから、自分なりの“答え”を導き出す思考の限界突破法。正常と異常のボーダーラインはどこか?「無」を絵で描きなさい。500年後の社会を具体的に描きなさい。…“多角的にとらえる”“見方を広げる”“本質をつかむ”ための25問。

目次

序章 「答え」がない問いへの思考法(なぜ人間だけが特別な存在になったのか?;考えることは、苦痛でつまらないことか? ほか)
第1章 すべてを相対化させる―人間の難問(ペットが死んで悲しんでいる人を、絶対に笑わせる方法を答えなさい。;自分が死んだ後の世界はどうなるのか? ほか)
第2章 様々な事象を関連づける―創造の難問(「1」という数字から始めて、100個連想ゲームをしなさい。;キリンと山としょうゆを足し合わせると何になる? ほか)
第3章 常識にとらわれず考える―科学の難問(科学の知識を一切使わずにタイムマシンを作りなさい。;偶然なんてありうるのか? ほか)
第4章 大きな枠の中で思考しよう―未来の難問(まだこの世に存在しないものを生み出しなさい。;突然お金に何の意味もなくなったらどうなる? ほか)
終章 人間には無限の可能性がある

著者等紹介

小川仁志[オガワヒトシ]
山口大学国際総合科学部准教授・哲学者。1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒業。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。伊藤忠商事、名古屋市役所、徳山工業高等専門学校と、産官学を経た異色の経歴の持ち主。専門は公共哲学、政治哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チャー

12
哲学の5つの視点を日常生活で生じる問題解決に活用することを提案した本。過去の偉人の視点や考え方の型を問題解決に応用することで、難問を解決可能な課題へと変える捉え方の術を紹介している。本書は問に答える形で話が進むが、難しい哲学用語や考え方がわかりやすくシンプルに具体例を交えて紹介されており大変参考になる。答えがないことは自分で答えを創る事ができるという視点は確かにと思う。文字の理解とコミュニケーションの成り立ちは記号と意味の使い方について考えさせらる。問いの意味を考えずらすという方法は技術の一つと感じた。2021/04/30

読書国の仮住まい

2
著者曰く人間が特別な存在であるのは、論理的かつ創造的に頭を使って新たなものを生み出しているから。 絶対的な答えがない難問に果敢に向き合うことは、物事の本質を根本に遡って探究すること。 ①直感型思考…イメージのまま考える。 ②実存主義的思考…望むように考える。 ③弁証法的思考…プラスに考える。 ④構造主義的思考…全体の中で考える。 ⑤脱構築的思考…ずらして考える。 これらを用いて人間、創造、科学、未来の四分野に亘る問いに答えていく。 無限の可能性の中で最善の解を出す。 時代を切り拓くのは一人ひとりの思考。2022/03/28

kumo

1
 タイトルがいかにも狙いすぎな感じがしましたが、読んでみると全く面白い。映画の話をたまに入れてくるのはともかく、読んでいる相手が(この場合自分)わかりやすいと感じるような書き方が好き。作者自身の意見を書いているが、決してそれが絶対的なものではない物腰に、ユーモアのセンスもある。哲学の面白さを伝えようという姿勢ははっきりと伝わってくる。  途中に「キリンと山と醤油を足したら何になる?」という問題がありましたが、見た瞬間に頭の中に「プリン」と出てきてしまった。これが直観かと感心したが、プリンが食べたいだけかも2016/10/24

たけ

1
薦められて読んだ本。読みやすいが自分の頭では理解しにくい。 とにかく考える事を止めるな、という事だと勝手に解釈。 「みるみる回り出す!」とはいかなかったけど、最近頭を使って生活してなかった事に気づかされる本。2015/05/06

mikishiromoon

0
(決まった)答えのない問いに対して5つの哲学概念を用いて解いていく形で、考えること、常識を疑うことの大切さや面白さを伝えている。5つの思考法=哲学概念を易しく解説することで考えやすくしてくれる、という意味で"頭がみるみる回り出す"。哲学することは考えること、考えることは面白いことであると教えてくれるものだった。一見変な問いであったり無理難題に思えるようなものでも哲学的な思考で自分なりの答えが出せること、著者の"今のところの答え"と比較しながら想像するのもまた面白い。2019/03/10

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