出版社内容情報
“頭を育てる”囲碁
子どもの“頭を育てる”のに最良なゲームとして囲碁が注目されている。
韓国や中国、台湾では、学力向上を目的として子どもに囲碁を習わせるのが定着しており、その傾向は日本でも
徐々に広がりつつあるようだ。
囲碁はつまるところ、自らの頭脳のみで道を切り拓くゲームであり、囲碁を通して、集中力・観察力・判断力・
コミュニケーション力・バランス感覚・精神力・思考力・ストレス耐性……といった実に幅広い力が身につくという。
本書はそんな囲碁を、「囲碁は線を引くゲーム」「石を食べちゃう」など、50の身近なことばで子どもがやさしく学べる入門書(総ルビ)となっている。著者はふだん子どもたちへの囲碁の普及活動を行っており、その指導の際に蓄積したノウハウを活かし本書を執筆している。
内容説明
集中力・決断力・思考力・コミュニケーション能力・精神力・情報活用力・自己管理能力・ストレス耐性…。囲碁で身につく無限の力。脳のあらゆる領域を鍛えられるゲーム。会話形式ですぐわかる親子で読んで楽しめる囲碁が身につく超々入門書。
目次
第1章 囲碁ってどうやるの?(ハサミでちょきちょき;囲碁は線を引くゲーム ほか)
第2章 石を食べる(「アタリ」;端っこは危険 ほか)
第3章 石をつなげる(石がつながった形;つながると強くなる ほか)
第4章 さあ、対局してみよう!(実戦(1)7路盤―実際の対局をみてみよう
邪魔してきたらストップ ほか)
著者等紹介
丹野憲一[タンノケンイチ]
1973年、宮城県仙台市で生まれる。同志社大学法学部卒業後、機械メーカーの営業職に就いて7年経った頃、中学生以来の囲碁にインターネットで夢中になる。熱中しすぎて「囲碁の魅力を広めたい!」と思い立ち、30歳にして出版社に転職。以来10年間もっぱら囲碁書籍を編集すること、200冊超。その後退職し、フリーランスとしてNHK囲碁講座テキストの編集に携わるかたわら、地元の江戸川区で子どもたちへの普及活動をスタート。現在、「江戸川区囲碁連盟」の専属講師として、区内各地でおもに子ども向けの囲碁クラブ・囲碁教室を開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。