KANO - 1931海の向こうの甲子園

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KANO - 1931海の向こうの甲子園

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  • サイズ B6判/ページ数 473p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798138442
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

甲子園に台湾代表?!弱小チームが起こした奇跡の実話

甲子園に台湾代表?!
弱小チームが起こした奇跡の実話、歴史的大ヒット映画のマンガ化
舞台は昭和4(1929)年、日本統治下の台湾中部の田舎町、嘉義。嘉義農林学校(略称:嘉農)の野球部は、かつて一勝もしたことがない一勝もしたことがない弱小チーム。そんな野球部に、松山商業出身の伝説コーチ近藤兵太郎がやって来た。近藤は、漢人(台湾人)、蕃人(先住民)、日本人(内地人)の混成チームである嘉農野球部を、人種の垣根を超えた最強チームにしようと、甲子園出場を目標に掲げてスパルタ特訓を始める。最初はだらけていた部員たちも、やがて監督 の期待に応え、短期間でめきめきと実力を伸ばし、やがて甲子園出場をかけた一戦に臨むことになった……。

【特別収録】
KANOと嘉農をもっと理解するために
背景知識編
台湾代表チームはなぜ甲子園をめざすことになったのか?
インタビュー1
台湾と日本が共に栄光へ向かった物語を知ってほしい
製作・脚本 魏徳聖(ウェイ・ダーション)
インタビュー2
KANOを通して「諦めない」精神を伝えたい
監督 馬志翔(マー・ジーシアン/ ウミン・ボヤ)
人物編1
近藤監督がいなければ嘉農の野球も台湾の野球もなかった
人物編2
甲子園のエースから神宮のスターとなった不器用な天才
人物編3
甲子園の英雄たちの実際とそれから
特別寄稿
KANO―台湾野球の原点
国立台湾歴史博物館准研究員・研究グループ長 謝仕淵
資料第17回全国中等学校優勝野球大会(第9回全島中等学校野球大会)における嘉義農林学校試合全記録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kayak-gohan

36
小学生の時に読んだ「甲子園物語」という高校野球本のなかで、「足の嘉義」として台湾から来た嘉義農林の俊足が紹介されていた。現在、台南に出張することが多く、新幹線が嘉義駅に停車するたびそのことを思い出す。 2015年1月24日の映画公開に先立って公式コミカライズ本が前年末に刊行された。漫画のストーリー進行はやや散漫な印象を受けたが、全体の5分の1を占める巻末解説は日本統治下の台湾の状況をわかりやすく伝えており、魏プロデューサー他主要関係者のインタビューも掲載されている。映画はどんな仕上がりか早く観てみたい。2015/01/03

Mayumi Hoshino

14
映画のコミカライズ作品。映画鑑賞後の読書です。全体的に楽しく読んだものの、映画のファンとしては「なんでこのシーン描かなかったのよう!」という不満が少々。マンガ本編のかすかな不満を補って余りあるのが、100ページ弱にも及ぶ、充実した巻末の資料だ。台湾の歴史と野球の関わり、近藤監督と球児たちの生い立ちとその後の人生。映画の監督&プロデューサーへのインタビューも、どんな媒体のものより読み応えがあった。映画にハマった人にはマストバイな一冊。そしてまた観に行きたくなって困るのであった。2015/03/13

0717

14
映画も見に行かんといかん。漫画も良いんですが、本書後半の何故台湾で甲子園を目指すのか、映画製作者、監督のインタビュー、選手達の紹介とその後の消息等、読みごたえあり。2015/01/25

Nao Izumi

4
戦時中の台湾、民族が違えど純粋に一つの野球チームとして甲子園を目指す姿に胸をうたれる。歴史(の黒い)部分に触れつつも、あくまで嘉農のナインと監督・一人一人同士の繋がりを主軸とした展開に好感が持てる。その後彼らはどうなったのだろう…と思って巻末を読み進めるときちんとまとまっていて、新たな発見や感動も多々。映画を見たら、もしかしたら歴史描写は本著の印象とは変わるかもしれない。日本と台湾、当時の立場の違いが違いだけに受け取られ方は様々かもしれないが、国が違っても野球を通した感動を分かち合えればいいなと思う。2015/10/18

加藤 勤

3
ブックスタマ横浜富岡店でポイントサービス対象商品になっていたので、購入しました。台湾が日本の植民地だった1931年、まったく無名の台湾の高校が甲子園で準優勝して話題を呼びました。嘉儀農林高校、略して嘉農(かのう)です。 http://ameblo.jp/bookstama/entry-11999203133.html2015/03/09

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