出版社内容情報
XMLは、インターネット上でビジネスの情報交換をする際に用いるマークアップ言語の標準となりつつあります。本書では、そのXMLとOracle8iを利用したWebアプリケーションの構築方法について解説していきます。XMLの基本概念からはじまり、データベースにXMLデータを格納する仕組みと実際の設計、XML Developer's Kit(オラクル社のサイトからダウンロード可能)の全容について、実践的なサンプル・アプリケーションをもとに分かりやすく紹介。定評ある弊社ロングセラーのOracle Pressシリーズの1冊で、データベース連携Webアプリケーション開発に関わるユーザー必携の書といえます。
【目次】
CHAPTER 1 OracleとXML
XMLの基本概念と用語
なぜXMLなのか
OracleのXML戦略
XML業界におけるOracleの努力
Oracleの Technology Network とXMLリンク
OracleのXML対応製品の概要
OracleのXMLコンポーネント利用の概要
例とアプリケーション
CHAPTER 2 OracleのXMLコアテクノロジ
Java対応XMLパーサーV2
Javaクラスジェネレータ
Javaを使用してXMLを表示および変換する
XML Parser for PL/SQL
XML Parser for C
XML Perser for C++
C++ Class Generator
CHAPTER 3 Oracle8iデータベースを対象とした開発
Oracle8i-XML対応のデータベース
OracleのJVMとJava XMLコンポーネント
データベーススキーマとXML文書
XSQL-XSLT/SQLサーバーページ
書籍販売の例
CHAPTER 4 interMedia Text による XML文書の検索
次世代テキスト検索エンジンとしての Oracle interMedia Text
Oracle interMedia Text の索引作成アーキテクチャ
interMedia Text の使用
CHAPTER 5 OracleとXMLの現状
Oracle XML SQL Utility
Oracle XSQL Servlet
XMLを利用したWebサイト
XMLを利用したe-ビジネスのためのメッセージング
CHAPTER 6 OTNで提供されるXMLベースのアプリケーション
XMLアプリケーションへのアクセス
XMLアプリケーションのデモの内容
XMLアプリケーション
XMLアプリケーションのインストールと実行
CHAPTER 7 今後の方向性
標準設定機関の役割
業界規模の XML Schema
XMLがインターネットにもたらす影響
APPENDIX A Oracle Application Server を対象とした開発
OASサーブレットとしての実装例
APPENDIX B 仕様
XML仕様
DOM仕様
SAX仕様
XML名前空間仕様
XPath仕様
XSLT仕様
GLOSSARY
索引
内容説明
1 OracleとXML;2 OracleのXMLコアテクノロジ;3 Oracle8iデータベースを対象とした開発;4 interMedia TextによるXML文書の検索;5 OracleとXMLの現状;6 OTNで提供されるXMLベースのアプリケーション;7 今後の方向性;APPENDIX(Oracle Application Serverを対象とした開発;仕様)
目次
20010315
著者等紹介
チャン,ベン[Chang,Ben]
10年にわたってOracle社でCOREとXMLの開発部門のディレクターを務める。Oracle6からOracle8iまでのリリースにも携わり、Oracle8の製品リリースマネージャーとして最も長く在任していた。また、Oracle社のCのコーディング標準委員会の委員長を3年間務め、その間、2度の標準改訂を行っている。加えてW3CDOMワーキンググループ委員会のメンバーでもある。Oracle社以前にはIMB、PacificBell、Bellcore、GER&Dなどに在職していた。スタンフォード大学の電気工学(コンピュータシステム)で修士号を、またカリフォルニア大学バークリー校で電気工学およびコンピュータサイエンスで学士号を取得
スカーディナ,マーク[Scardina,Mark]
Oracle社のCOREとXMLの開発部門でサーバーおよびグループプロダクトの普及に務める。OracleXDKをはじめとするOracle社のXML対応コンポーネントの供給に尽力。また、SunJavaXエキスパートグループと同様にW3CDOMやXMLワーキンググループでもOracle社を代表する役割を担っている。Oracle社以前にはSocketCommunicationsやACETechnologiesなどに在職。サンフランシスコ大学で情報システム管理で学士号取得
カルン,K.[Karun,K.]
COREとXMLの開発部門の開発マネジャー。ミシガン州立大学でコンピュータサイエンスの修士号、マドラスのインド工科大学で学士号取得
ノヴォセルスキー,アンゲル[Novoselsky,Anguel]
COREとXMLの開発部門の技術スタッフのかつてのプリンシパルメンバー。Oracle社に在職する以前は米国、カナダ、ブルガリアでコンパイラの設計に従事していた。ブルガリアのソフィア工科大学でコンピュータサイエンスの修士号取得
マッキー,イアン[Macky,Ian]
COREとXMLの開発部門の技術スタッフのプリンシパルメンバー。Oracle社では17年にも及ぶ経験を積む。以前はSRIInternationalやMITの人工知能研究所に在職していた。カリフォルニア大学サンタクルーズ校でコンピュータ情報システムで学士号取得
キリツォフ,ステファン[Kiritzov,Stefan]
COREとXMLの開発部門の技術スタッフのプリンシパルメンバー。18年余にわたってシステムソフトウェアの開発経験がある。Oracle社以前はAT&T、NCR、SHL Systemhouse、ICTなどに在職。ブルガリアのクリメント・オーリドスキー大学で数学の修士号と学士号を取得
ラマクリシュナン,ニランジャン[Ramakrishnan,Niranjan]
COREとXMLの開発部門の技術スタッフのシニアメンバー。ミシガン大学アン・アーバー校でコンピュータサイエンスで修士号、インドのピラーニのビーラ工科大学で電子工学で学士号を取得
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。