内容説明
自分の気持ちに正直に生きようと英国に渡って早や20年。長期居住者の眼で見れば、旅行者には見えない英国のさまざまな面が見えてくる。日本を遠く離れてみれば、国を想う気持ちは強くなる反面、日本にいては見えないものも見えてくる。パワーウォークで生きてきた20年の物語を詠んだ「ストーリー短歌」。
目次
I am sailing
旅立つ前に
夏の夜の夢
階級の国
語学学校
小さないのち
シュタイナー学校
めずらしく天気のいい日
遠くへ来た
老いゆくふるさと
青春の京都
竜馬の追っかけ
邯鄲の夢
忘れな草
ハイドパークは日本晴れ
日本人学校
天国にいちばん近い島
ブルースを聴く
パワーウォーク
リスの植えたピーナッツの木
二つの国のはざまの歌
著者等紹介
北中真帆[キタナカマホ]
香川県出身。同志社大学文学部(国文学)卒業。英国在住。ロンドン日本人学校補習校講師
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