SB新書<br> 先入観はウソをつく―常識や定説を疑い柔軟な発想を生む方法

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

SB新書
先入観はウソをつく―常識や定説を疑い柔軟な発想を生む方法

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 11時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797389180
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0295

出版社内容情報

だから人当たりよさそうな人に騙される!だから人当たりよさそうな人に騙される!
マツコ・デラックスとの対談収録!


私たちは経験と知識から「先入観」をもって物事を判断しがちです。
人間の本能として事実や根拠に立脚せずに間違った先入観を持ちやすいこともあり、
振り返れば思い込み(固定観念)に過ぎなかった、ということはよくあります。

また常識や定説とされていることには、
報じる側のマスコミや教育現場(専門家)も陥っている先入観(固定観念)の影響もあったり、
空気を読んだり、同調したりする日本人特有の問題もあったりして、
真実とかけ離れていることがよくあります。
同じ先入観をもって見ることを助長する世の中でもあります。

物事を本来どのようにとらえて(見て)、判断するかは、
人間にとって時に生存もかかった大事な問題でもあります。
正しい判断ができれば、それだけ、言論の信ぴょう性、
問題の本質や焦点などが正しくつかめ、理解や決断をよりよいものにします。

そのためには人間の本能とも言える先入観を
いかに「外していく」が日常生活で大切になります。
しかし、日本では学校等でなかなかそのような訓練を受ける機会がないのが現状です。

本書は、先入観にとらわれやすい人間の本能から、
同調圧力等で疑うことをしない日本人の傾向、
空気などをつくり思考停止に陥らせるマスコミの本質、
事実や真理を追究すべき専門家の怠慢などを踏まえ、
どうすれば物事を正しく判断できる(先入観を外せる)かを
豊富な事例とともに警鐘もこめて
理系的目線で一般の人にわかりやすく解説していきます。


プロローグ 根拠なき先入観に騙される現代人
第1章 必要でもあり妨げにもなる「先入観」の正体
第2章 世界と異なるニッポンの常識・非常識
第3章 日本人が陥りやすい科学の間違った先入観
第4章 マスコミや専門家の言うことに疑う癖をもつ
第5章 欧米型思考が歪めた男女間の先入観
エピローグ 先入観を外すと柔軟な発想が生まれやすい
巻末対談 マツコ・デラックス×武田邦彦「世の中にはびこる先入観とは何か」

巻末 特別対談 マツコ・デラックス×武田邦彦


武田 邦彦[タケダ クニヒコ]
1943年東京都生まれ。工学博士。専攻は資源材料工学。東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。同社ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て、2007年より中部大学教授。テレビ番組「ホンマでっかTV」(フジテレビ)、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)、CS番組「虎ノ門ニュース8時入り! 」 「現代のコペルニクス」(DHCシアター)などに出演中。著書に 『ナポレオンと東條英機 理系博士が整理する真・近現代史 』(ベスト新書)、 『「正しい」とは何か?』(小学館)、『身近な科学50のウソ』(PHP文庫)など多数。

内容説明

心要でもあり妨げにもなる先入観!「あの人はいい人そうだから安心」「専門家がそう言っているから間違いない」「住んでいるところは、ハザードマップで災害に遭う確率が低いから大丈夫」…。これらはすべて「○○だろう」「○○である」という先入観から捉えられているもの。経験や知識がある人ほど、固定観念や決めつけ、願望などが邪魔をし、ときに批判を間違え、大きな失敗をすることになる。本書は先入観の正しい「外し方」について、豊富な事例とともに警鐘をこめて解説。マツコ・デラックスとの対談収録。

目次

プロローグ 根拠なき先入観に騙される現代人
第1章 必要でもあり妨げにもなる「先入観」の正体
第2章 世界と異なるニッポンの常識・非常識
第3章 日本人が陥りやすい科学の間違った先入観
第4章 マスコミや専門家の言うことに疑う癖をもつ
第5章 欧米型思考が歪めた男女間の先入観
エピローグ 先入観を外すと柔軟な発想が生まれやすい
巻末対談 武田邦彦×マツコ・デラックス(コラムニスト) 「世の中にはびこる先入観とは何か」

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。工学博士。専攻は資源材料工学。東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。同社ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て、2007年より中部大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レモン

41
血圧の正常値と森林の二酸化炭素吸収の嘘など、なるほどと思うトピックがたくさん。専門家の先生が言っているから、と何でもかんでも鵜呑みにしてはいけない、という意識付けができる。面白いトピックが多い中、やはり以前読んだ著者の他作品でも気になったのが、「育児は女性の仕事」というスタンス。役割分担という考えまではまだ許容できるものの、仕事というが男性の給料だけではやっていけない世帯が大多数なことと、育児は無報酬なことを無視している点が残念。この件に関しては無限に反論してしまいそう。2022/06/23

ばりぼー

39
現代人は根拠なき先入観に騙されている。「森林が二酸化炭素を吸収する」「石油資源は枯渇する」「国の負債は1000兆円、増税しないと財政破綻する」など。大脳の中にある「今まで教えられた知識」を100%だとしたら、それを80%くらいにとどめて、残り20%の空いた場所を作る。そしてそのうちの10%分を「受け入れ箱」、残り10%を「比較箱」として脳内に新たに作る。自分とは異なる意見があっても、とりあえず素直に受けとめて「受け入れ箱」に入れ、少し時間を置いてから自分が今まで培ってきた知識と比較して検証してみるといい。2018/06/12

Roko

31
自分が正しいと思っていること、日本で正しいと言われていること、外国で正しいと言われていること、それぞれが全く違う場合もあれば、同じ場合もあります。他人が持っている先入観によって自分の行動の邪魔をされるのは嫌なことです。そして、自分が持っている先入観に振り回されてしまって、自分が本当にやりたいことができなくなっているとしたら、それはもっと嫌なことです。自分が何をするかは、最終的には自分で決めるべきです。そんな時に「きちんと決められる自分でいること」こそが大事なことなのだと思う今日この頃です。2022/08/29

糜竺(びじく)

22
先入観について自分の中で感じていた点が、いくつか言語化された点があった。2023/05/09

あゆみらい

21
ほんまでっかTVに出ていた(出ている?)武田邦彦先生の作品。一番ためになったのは、「受け入れ箱」と「比較箱」。話を聞いたときに、まず相手の意見を素直に受け止めて一旦受け入れ箱にいれる。しばらくして、比較箱に入れて検討する。これ、夫婦で使えます。頭ごなしに否定しないこと。後半は少し?でしたが、ためになりました。読みやすいです。2023/03/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11266913
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。