内容説明
わたしたちの心は、脳内をかけめぐる伝達物質の種類と量によって決まる。ということは、そのしくみを理解し、バランスを保つ方法を修得すれば、脳をより活性化し、イキイキとした人生をおくれるはず。そこで本書は、伝達物質が脳と心をつくるしくみから、なぜうつや躁病といった病気の原因となるのか、さらには薬や食べものといった身近な物質がおよぼす影響について、わかりやすく解説していく。
目次
第1章 生きている脳(カフェインは脳を興奮させる;心をつくる3つの要素 ほか)
第2章 脳内物質のアンバランスでおこる病気(伝達物質はどんな格好をしているのか;興奮性シグナルの発生するしくみ ほか)
第3章 心を変える身近な物質(カフェインは世界でもっともよく利用されている合法的な薬;1日に400ミリグラムのカフェイン ほか)
第4章 食べものでも心は変わる(わたしたちの心をつくりだすアミノ酸;アミノ酸からできるアミンとペプチド ほか)
著者等紹介
生田哲[イクタサトシ]
1955年、北海道に生まれる。薬学博士。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)に。遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。帰国後は、生化学、医学、薬学などライフサイエンスを中心とする執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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