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マインド・ワイド・オープン―自らの脳を覗く

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797327298
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0045

出版社内容情報

楽しい記憶よりも嫌な記憶の方が詳しく思い出しやすいのはなぜ? fMRIで集中力はどう見える? 自ら脳の分析を受けた体験と、最新科学の成果をレポート。眼で心を読む能力、扁桃体が刻む感情的記憶…など、心と脳のしくみを探る脳神経科学ルポルタージュ。

内容説明

脳科学研究と画像化技術の進歩により、私たちは今や「人類全般の」ではなく「自分自身の」脳の構造を知ることができるようになった。神経フィードバック技術も、あなたの脳の活動をとらえ、その状態を直接映し出してくれる心の鏡といえる。本書は、その鏡の中の世界を旅してきた著者の旅行記だ。

目次

序章 カフカの部屋―脳科学技術が可能にした「自己洞察への旅」
第1章 心の目―脳に組み込まれた読心能力
第2章 恐怖の総和―扁桃体が記録する「感情的記憶」
第3章 ご注意願います―神経フィードバック技術による意識の制御
第4章 くすぐったがりの生存戦略―くすぐり行為と笑いの進化論
第5章 ホルモンの声を聞く―精神状態を左右する神経化学物質たち
第6章 汝をスキャンせよ―fMRI装置が解き明かす脳の秘密
最終章 開かれた心―最新脳科学が拓く新たな知の世界

著者等紹介

ジョンソン,スティーブン[ジョンソン,スティーブン][Johnson,Steven]
科学ジャーナリスト。2001年刊行のベストセラー『Emergence:The Connected Lives of Ants,Brains,Cities,and Software』の著者。同書は、2002年のバーンスタイン賞候補として最終選考まで残った他、ニューヨーク・タイムズ紙の「2001年の注目作」やディスカバー誌・エスクァイア誌・ワシントンポスト紙・ヴィレッジヴォイス誌の「今年の一冊」にも選ばれている。現在は科学雑誌ディスカバーで月例コラム「創発技術」を担当し、ワイアード誌でも編集者を務める。その他ニューヨーク・タイムズ紙、ウォールストリート・ジャーナル紙、ザ・ネイション誌、ニューヨーカー誌、ハーパーズ誌、ガーディアン紙などにも寄稿。ブラウン大学で記号学の学士号、コロンビア大学で英語学の修士号を取得。現在は妻と息子2人とともにニューヨークに在住

上浦倫人[カミウラリント]
翻訳家・テクニカルライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

4
心の中の独り言をしたことがあるだろう。それは読心という人間が天性に与えられた能力である。合理的根拠の元に他人の心を読む。無意識にすごいことをしている。2018/03/11

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