感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
43
少し古いので、東野圭吾氏の評価はもっと高くなっていると思います。ただ、ぼくは既にベストセラー作家だった彼から読み始めたので、売れる前の葛藤や、選考委員に対する反発が興味深い。まだまだ売れていく東野圭吾氏は今どんなモチベーションで小説を書いているのか知りたい気がする。これからも東野圭吾氏は全制覇を目指して読み進めていきます。2016/06/03
モトラッド
28
★★☆ ケーゴの代表作について、それぞれ解説がなされています。でも、それらが、如何にも通り一遍な内容のために、読んだ後、釈然としない消化不良の気分が残ります。『東野作品を成分ごとに分解し分析する』などと銘打っている割には、至極普通の事しか書かれていません。映像化作品にも多く言及しているのですが、こちらも平凡です。酷評してしまって申し訳ないのですが、裏表紙の解説にもあるように『あらゆる角度から検証』した特ダネなんだぞ、という上から目線で書かれると、とかく上滑りな物になりがち、という典型になってしまいました。2017/11/22
takaC
17
曲がりなりにも東野作品を読み尽くしている身にとっては目新しい情報は何もなかったので読まなくても困ることはなかった。本棚に置いておくけど再読することはないかな。2011/03/14
ほあゆに〜♪
11
東野圭吾作品関連 ひとつめの読了。映画化・ドラマ化になった作品が、こんなにあるとは、さすが東野様!と思った。でも、この本は全作品を読んでからの方が、良かったかな。第2章あたりから、「東野圭吾の作品は、こんな作品だ。」といっているように思えて、流し読みになってしまったから。東野圭吾 全作品読み終わったら、しっかり再読させて頂きます。こういう分析の仕方もあるんだあ。とか、新発見が見つかるとおもうので。2017/12/11
Keystone
6
東野作品は全て既読です。特に新しい発見などはなかったです。映像化作品で未見のものがあるので、見てみようかなと思いました。あと、ここでは好意的に書かれていましたが、福山ドラマ後に発表されたガリレオシリーズがテレビに合わせてキャラクターが変化していることには、私はとてもがっかりしました。ドラマとは別物だと割り切って見ていたのに・・・。加賀シリーズも同様に阿部寄りに変化しているような気がして、ドラマは楽しんではいるけど別物と、割り切って見ていた読者としては置いてきぼりを食らったような気持ちになりました。2011/03/26