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宝島社文庫
中国利権のタブー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784796657907
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0136

内容説明

中国政府の反日政策に沈黙し、6兆円もの血税を援助してきた政治家。中国当局との間に築いたパイプを手土産に天下りする中国大使。コネと規制の国中国でカンパを重ね、“赤い貴族”に取り入ってきた大企業。それを批判しないメディアや知識人…日中「利権」サークルの実態を炙り出し、ジャパンマネー収奪の構図を描き出す、実力派中国アナリストの画期的ルポ。日中友好に騙されてはいけない。

目次

第1章 奪われるジャパンマネー(北朝鮮「援助利権」に色めき立つ日中利権サークルの面々)
第2章 日中政界利権の真相(ODA誕生秘話―発端は田中角栄の「中国資源外交」だった;竹下登―三兆円「円借款」の六割を主導。〓(とう)小平を歓喜させたミスターODA ほか)
第3章 危うい献金ビジネス(「伊藤忠商事」献金ビジネスの研究;規制とコネの国=中国で、「佐川急便」が全土進出できた理由 ほか)
第4章 売国外交はおいしい(拝啓 中江要介元駐中国大使さま。;橋本恕・第七代駐中国大使とヤオハン敗北の語られざる真相 ほか)
第5章 媚中派メディア妄言録(筑紫哲也;米原万里 ほか)

著者等紹介

青木直人[アオキナオト]
1953年島根生まれ。ジャーナリスト。専門テーマは中国・東アジアの政治経済の動向分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鬼山とんぼ

1
チャイナスクールというキーワードに自民党の二階幹事長が引っ掛かった。彼の元盟友小沢一郎氏が親中派であるのは有名なこと。類書を漁っているうちに本書と遭遇した。なるほど、外務省で中国語を専攻した人々は省内では出世できないため、中国関係で天下り先を探すしかない。縁故を重視する中国人に対し離背行為は禁物なので中国べったりの行動様式になるんですな。よく判りました。原著が17年前の本であるため、中国経済を上から目線で見ているが、その後大発展を続け今となっては重要な経済パートナーである。結果的に伊藤忠の大勝利だったね。2021/05/19

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