出版社内容情報
第4回『このミステリー』大賞受賞作&25万部突破のベストセラー『チーム・バチスタの栄光』に続くメディカル・エンターテインメント第2弾!
バチスタ・スキャンダルから9ヶ月後──、”愚痴外来”田口&”ロジカル・モンスター”白鳥コンビが帰ってきた!
内容説明
東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌―網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく…。
著者等紹介
海堂尊[カイドウタケル]
1961年、千葉県生まれ。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞、『チーム・バチスタの栄光』にて2006年デビュー。現在、勤務医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抹茶モナカ
145
バチスタ・スキャンダルを扱った前作とは毛色の違う読み物。推理小説とは言い難い。難病の女の子が読むのは、プルースト著の『失われた時を求めて』なのは定番の小物なんだろうか。第5巻まで読んでた様子。2013/09/17
ダイ@2019.11.2~一時休止
124
田口・白鳥その2。今回は看護師が主役。でも今回のトリックって実際にありうるの?2014/04/12
がらは℃
124
前作とは一味ちがったなんとも痛々しく切ない物語。デジタルハウンドドックや将軍やネコさんなど、個性的なキャラクターも続々登場で面白い! あと、氷姫は誰だったのか? うーん。。。2010/09/23
Yuna Ioki☆
93
727-336-35 田口白鳥シリーズ第二弾。本作は比較的難解な医学用語もなくさくさく読みすすめる。ただ事件が動くまでに時間がかかりすぎです。。。だんご男とかパタリロをイメージさせる描写やら「シラミ」やら笑わせてくれる白鳥さんは健在でした(笑)ナイチンゲール→モルフェウス→アクアマリンの順番で読んでいくと良いかも。私は全く逆にw2014/10/26
mikea
92
冴子や小夜の歌、眼球摘出、AI、バッカスやら、なんだかいろいろな事が詰め込まれすぎていた感があり、事件とどう関わっていくのか混乱しつつ読了。続編へ何か繋がりがあるのでしょうが、もうちょっとシンプルにまとめてほしかった。前作を読んで日が経ったので、鳴海先生の話が出てきたときは訳が分からなくなってしまった・・・。次作の方がおもしろそう。2011/09/02