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アノニマス―ネットを匿名で漂う人々

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  • サイズ B6判/ページ数 361p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784795836020
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0095

内容説明

不登校、援助交際、自殺、リストカット、摂食障害、家出、虐待、過干渉、抑圧…。学校や家族や友達、現実の世界では、うまく自分の思いを表現できない「生きづらさ系」の若者たち。彼らは、「名前」から逃れて、何を想い、何を求めているのか。ネットでの3年に及ぶフィールドワークをまとめたノンフィクション・デビュー作。

目次

なんか、泣きたくなっちゃった
あたしの生きがいって、『男』だから
今までの関係をゼロにしたいんです
友人と話すより、寝ていたい。
私が死んだのは、すべて夫のせいです。母親を殺せるものなら殺したい
お前って人格エラーだなって言われたんです
誰かあたしの居場所知ってますか?
私にとってのHPはゲロです。吐き出す場所なんです
何かできたら自分の人生うまくいくんじゃないか
書くことで、乗り越えたぞと自分自身で思いたかった
考えることを表さないと精神的におかしくなるかなと思って
僕っていったいなんだ?

著者等紹介

渋井哲也[シブイテツヤ]
1969年栃木県生まれ。フリーランス・ライター。東洋大学法学部卒業後、長野日報社入社。98年に退社しフリーとなる。その後、東洋大学大学院文学研究科博士前期課程修了(教育学専攻)。摂食障害の取材をきっかけに、「生きづらさ」のテーマでの取材をはじめ、現在では自殺(未遂)や性的虐待、インターネット・コミュニケーションまで、幅広い視点から取材を重ねている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はすのこ

6
面白い。サブカル拗らせ本。2016/04/24

花のいろは

0
アノニマス (anonymous) は、「匿名」を意味する英語。2014/05/05

花のいろは

0
生きづらい人、自傷してしまう人などに、実際に会って取材しているノンフィクション作品。作者自身、生きづらいと感じることがあり、丁寧に対応しながら、かなり深い話まで聞いている。取材される人は、第三者に聞いてもらうことで自分を含め、何かが変わればいいと思っているのかもしれない。アノニマスは「匿名の」という意味。考えさせられる作品。 2014/03/15

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