内容説明
民主主義という宗教を信仰するのが現代人である。ここでは民主主義による価値の均一化を批判し、偉大な理念の下に多くの価値が統一的に存在できる近未来の地球の文化環境を構築する原理と方法を示す。
目次
1章 復習(第1巻の論理構造;幸福への方法論;誠実さを貫く)
2章 完全からの出発(「統一人格」の完成;完全なる自由)
3章 「人」と文化(用語と論理の枠組み;私達は苦しんでいるか?;秩序と文化;常識の再検討)
4章 文化と思考環境(日本に於ける文化的苦しみ;『多層構造文化』;情報環境の構築)
5章 大構想(地球の文化;人類の悲願;〈唯一の実在〉から全人類へのメッセージ;「大構想」の実現;「顕在思考空間」での活動;大構造への参加)