目次
植草甚一らんだむのーと
こんな本を読んでいた昔から現在へ
「宝島」から
植草甚一の研究(未知の作家たちとの出会い(宮本陽吉)シネマディクト・植草甚一(山田宏一)ジャズと自由とは手をつないで行く(佐藤秀樹)前衛的な水先案内人(権田萬治)J・Jよ、なぜくしゃみをしない(鍵谷幸信)刷りぞこないの件(真鍋博)きみ、よそ見をしちゃいけないよ(小野耕世)J・J回路にこんがらがって(青山南))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
58
雨降りの日ちょいと図書館をのぞいたら「植草甚一の研究」という本があったので帰りがけにコーヒーを飲みながらペラペラとめくっていた。ここのコーヒーは美味しいなー。この本には小さな小冊子がついていてコラージュがいい、今度コラージュ用のハサミを買おう。ブックオフでエルモア・レナードを買う。はさんであった栞のデザインが昔の銅版画をあしらってあって得をした気分、こども向けの図鑑もほしいのがあったけど少し高いので見送り。うちに帰ってストーブをつける。温まったところで就寝・・・・というような著者のような生活に憧れる。^^2016/02/07
Saku
16
植草甚一スクラップ・ブックも全41巻のうちこれで最後の巻となった。読み終えるのに10年以上かかっていた。思えば読書、散歩、映画、ジャズとそれらに向き合う植草さんのスタイルを勉強すべく教科書として読み始めたシリーズである。この巻は植草さんの思い出話が綴られていくが、植草さんの著作が教科書だったとの告白に対して、それはまたずいぶん前の話ですねと切り返す植草さんがいた。ああそうだ。植草さんは常にリアルタイムな事しか関心を向けていなかったのだ。きっと教科書として読むならばそんなに古いものをと笑われてしまうだろう。2023/05/06
Bibibi
1
同時代の人は必ず持ってた1冊。研究に研究を重ねても植草さんには追いつけません。2007/09/21