出版社内容情報
「暗記のための授業」を回避し、「関心・意欲・態度、思考力、判断力、表現力」を授業で磨くための方法!このテキストを必要としているのは、学校だけではありません。
この本には、「教え込みの授業」、「教科書をカバーするだけの授業」、「暗記のための(したがって、テストが終わってしばらくしたら忘れる)授業」を回避し、知識はもとより「関心・意欲・態度、思考力、判断力、表現力など」を授業で磨くための方法が満載されています。具体的には、質問、学習日誌、概念図、契約、そして自己評価の五つの方法について詳しく紹介されています。この本は、学校の先生たちを主な対象にしたものですが、わが国においてはこうした手法を使って考えたり、判断したり、表現したりする練習をしてきていませんから、社員教育を中心に社会教育の場でも必要であり、また使える内容になっていると思います。さらにこの本では、「関心・意欲・態度、思考力、判断力、表現力など」を練習するための基盤として欠かせない理論的な部分や、お互いを知り合う活動や仲間づくりの活動などについても紹介してくれています。
内容説明
まだ、続けますか「暗記のための学び」を。「思考力、判断力、表現力」はこうして磨く。
目次
1 生徒たちに自分で考えさせる教室と授業をつくり出す(教師と振り返り;自立した学習者を育てる;単元を計画する)
2 振り返りとメタ認知能力を磨くための方法(交渉;質問;学習日誌;概念図;自己評価;成功の鍵)
著者等紹介
ウィルソン,ジェニ[ウィルソン,ジェニ][Wilson,Jeni]
現在は、メルボルン大学教育学部で教鞭をとっている。子どもたちの思考力、評価、教科を統合した形での教え方に特に関心を持っており、以前小学校の教師をしていた経験を生かして、現職教員の研修も数多く行っている
ジャン,レスリー・ウィング[ジャン,レスリーウィング][Jan,Lesley Wing]
長年小学校の教師をした後、現在は私立の初等・中等学校の副校長。教員研修の講師経験も著作も豊富
吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
現在、「学び、出会い、発見の環境としくみをつくりだす」ラーンズケイプ(Learnscapes)代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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