出版社内容情報
【自由・差異・共通善】自己絶対化や自己完結化を原理的に拒否する「デモクラシーの本性」の徹底化と成熟化とは何か。現代社会における民主主義への否定的イメージに挑戦!
内容説明
自己絶対化や自己完結化を原理的に拒否するデモクラシーの徹底化と成熟化とは何か。現代社会における民主主義への否定イメージへの挑戦。
目次
序章 東欧市民革命の歴史的意味―原理としてのデモクラシー
1章 ラディカル・デモクラシー論の射程
2章 現代国家と正統性の危機―ジョン・ロールズとウォリン
3章 市民の自由の政治―大衆民主主義状況とデモクラシー
4章 共通善の政治にむけて―自由主義を超えて
5章 国境を超えるデモクラシー―民主主義、ナショナリズム、連邦主義