『諸君!』のための弁明―僕が文藝春秋でしたこと、考えたこと

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『諸君!』のための弁明―僕が文藝春秋でしたこと、考えたこと

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  • サイズ B6判/ページ数 390p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794223951
  • NDC分類 305
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『諸君!』は初代編集長から最後の編集長まで、
おおむね、その創刊時の理念を引き継いで編集されてきたと思う。
「反体制」ではなく「反大勢」雑誌だった。
朝日やNHKや岩波書店などがつくる「大勢」に対して、
こんな見方も、こんな事実もあるんじゃないのと、揶揄したり、
茶々を入れたり、時には真剣に徹底的に論破したり……と。
それこそが、言論出版の自由の最たるものではないのか。
大新聞などが、戦前の軍部のようにみずからへの批判を許さない
「検閲機関」のように居丈高になっていたときに、
週刊誌や月刊誌が、細々と異論を提示したからこそ、
日本の言論の自由は守られてきた。    (本書より)

文藝春秋が刊行していたオピニオン誌『諸君!』の編集に
長年たずさわった編集者による歯に衣着せぬ回想記。
洒脱な筆致で、迷走する雑誌ジャーナリズムの存在理由を問い直す。

目次

プロローグ さらば文藝春秋
第1部 文藝春秋(文藝春秋との「赤い糸」;『諸君!』から始まった編集者生活;こんな文藝春秋に誰がした;誰よりも『諸君!』を愛す;『諸君!』は『正論』でも『新潮45』でもないけれど『自由』ではあるかも)
第2部 松下政経塾(「志のみ持参せよ」のはずが、「志」を表明したら言論弾圧!)
エピローグ 「反体制」ではなく「反大勢」を目指して

著者等紹介

仙頭寿顕[セントウトシアキ]
1959年(昭和34年)、高知県安芸市生まれ。中央大学法学部政治学科卒業後、1982年に松下政経塾に入塾(第三期生)。その後、1984年7月に株式会社文藝春秋に入社。『諸君!』編集長、出版局編集委員などを歴任。2016年9月に文藝春秋を退職し、ワック株式会社に移る。現在、「歴史通」および書籍編集長。松下政経塾塾友・塾員。文藝春秋社友。いくつかのペンネームによる執筆活動・著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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渓流

0
タイトル通りの本。著者がかかわった論文執筆者との関わりを織り交ぜての回想記。弁明に出てくる高潔高邁な言説を吐く有名人が世間の目が届かぬ箇所で、卑賎の庶民が発する言葉を弄し、行動することや単行本発刊の裏側が小ネタとして挟まれている、人間の本性が垣間見えて面白かった。2019/09/04

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