出版社内容情報
かつて1920年代、日本に本格フランス料理を伝えた伝説のシェフがいた。その人物はサリー・ワイル。横浜のホテルニューグランドの初代総料理長として腕をふるい、ホテルオークラの小野正吉、東京プリンスホテルの木沢武男、日活ホテルの馬場久等々……数多くの名だたる料理人を育てあげた。その系譜は今も日本のフランス料理界に脈々と息づいている。ワイルが日本の西欧料理界にもたらした革命を克明にたどり、その情熱の根源に迫った力作!
【著者紹介】
1960年埼玉県生まれ。ノンフィクション作家。信州大学人文学部卒。異文化と格闘した人物、事象をテーマとした著作を多数発表している。『ライオンの夢―コンデ・コマ=前田光世伝』で第3回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。2014年、作曲家・佐村河内守氏のゴーストライター新垣隆氏の独占インタビュー記事「全聾の作曲家はペテン師だった!」(週刊文春)を発表、第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞。『ペテン師と天才―佐村河内事件の全貌』(文藝春秋)を刊行。他の著書に『不敗の格闘王―前田光世伝』(祥伝社黄金文庫)、『新・世界三大料理』(PHP新書)、こうやまのりお名義の児童書『めざせ! 給食甲子園』などの著作がある。
内容説明
かつて1920年代、日本に本格フランス料理を伝えた伝説のシェフがいた。その人物はスイス人サリー・ワイル。横浜のホテルニューグランドの初代総料理長として腕をふるい、ホテルオークラの小野正吉、東京プリンスホテルの木沢武男、日活ホテルの馬場久…数多くの名だたる料理人を育てあげた。その系譜は今も日本のフランス料理界に脈々と息づいている。ワイルが日本の西洋料理界にもたらした革命を克明にたどり、その情熱の根源に迫った力作!
目次
プロローグ 原点―二〇〇五年
第1章 邂逅―二〇〇四年
第2章 誕生―一九二七年
第3章 革命―一九二七~一九四六年
第4章 挫折―一九四一~一九四六年
第5章 再会―一九五六年
第6章 胎動―一九六〇~七〇年代
第7章 使命―一九一二年
エピローグ 伝承―二〇〇四年
著者等紹介
神山典士[コウヤマノリオ]
1960年埼玉県生まれ。ノンフィクション作家。信州大学人文学部卒。異文化と格闘した人物、事象をテーマとした著作を多数発表している。『ライオンの夢―コンデ・コマ=前田光世伝』で第3回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。2014年、作曲家・佐村河内守氏のゴーストライター新垣隆氏の独占インタビュー記事「全聾の作曲家はペテン師だった!」(週刊文春)を発表、第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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breguet4194q
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とんとん
Yasuhisa Ogura
toriarii