内容説明
作文をうまく書けない若者が増えている。これは「ありのままを書け」とか観念的な「精神論」を押しつける悪しき作文教育の影響ともいえる。文章を書くことはまず、テクニックであり、基本的なテクニックさえ知れば、誰でもそれなりに文章は書けるようになる。本書は小論文指導の第一人者である著者が、読む人の心を動かし、面白い文章を書くノウハウと作文の楽しさを教える本である。
目次
第1章 文章を書くのはテクニックである
第2章 人とちがった文章が面白い
第3章 文章の型を利用する
第4章 書き出しで読み手を引きつける
第5章 リアリティを作りだす
第6章 描写したり、形容したりする楽しさ
第7章 リズムのいい文体、メリハリのある文体
第8章 ドラマを真似して盛り上げる
第9章 主題に絞り込む
第10章 推敲する
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程修了。通信添削指導による作文・小論文塾「白藍塾」を主宰。小学生から社会人まで幅広い年齢層を対象にした独自の文章指導を行っている
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