内容説明
本書はまず経済政策の全般的研究のために、経済政策論の基礎を論述する。そのためには経済学の形成過程と展開過程を忠実に描写し、そこから経済学の学問的特徴を浮彫りにする。次に経済学の各分科を指摘して、経済史・経済理論・経済政策の峻別がなされ、ここから経済政策論の研究対象が論じられて後に、確立された経済政策論における各専門の分科が説明される。以上の論述を前提として、経済政策論の核心である政策主体論・政策目標論・政策手段論が展開される。
目次
第１部 経済政策論の基礎（政策論の性格；政策主体；政策の目標と手段）
第２部 現代アメリカの経済政策論（アメリカ経済学概観；経済学の二つのサイド；新経済政策思想 ほか）
