内容説明
刑法の基本原則を堅持しつつ、結果無価値論を徹底した、注目のテキスト。刑法理論を解かりやすく解説し、判例・学説の批判的検討から、「なるほどそうか」と刑法が見えてくる。LSの学生にも最良の書。
目次
第1編 刑法の基礎理論(刑法および刑法学;刑法・刑法学の歴史;刑法の基本原則 ほか)
第2編 犯罪論(犯罪の意義と犯罪論の体系;行為;構成要件 ほか)
第3編 刑罰論(刑罰および刑罰権;刑の適用・執行;保安処分)
著者等紹介
浅田和茂[アサダカズシゲ]
1946年北海道美唄市に生まれる。1971年京都大学大学院修士課程修了。大阪市立大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぴろし
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読み終わったので、TLOに送付。 もちろん、補正版♪2015/01/04
はぐはぐ
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刑法総論の指定テキストでした。先生が浅田先生のお弟子さんということもあると思います。関西系の独特の固さがあるとは思いますが、他説の説明もきちんとしており、分かりやすいとは思います。ただ、やはり刑法総論はそもそも概念的抽象的な内容であるので、ある程度大まかなイメージを持って読まないと、全く理解できないと思います。これはどのテキストでも同じですが。その中でも浅田先生の本は要所要所で深く、また判例批判も多いので、比較的観点を持つといいかもしれません!
aya
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刑法で結果無価値論に共感した人はオススメ!!内容濃いけど面白い!!何故判例は結果無価値じゃないんだ…2012/08/01