内容説明
古代バビロニア、ローマ、アラビアからコンピュータに至る数の数え方の歴史を通観するとともに、無理数、ゼロ、マイナス、そして虚数という想像上の数の発見から、πの謎、カントールの無限大の論理、ゲーデルの不完全性定理までを一気に紹介する。
目次
第1部 計算のための数(最初の問題;古代の数のかぞえ方;現代の位取り表記方式;解析エンジン)
第2部 数の概念の拡張(進展する数の概念;負の数;代数的数;超越数と意味の探究)
第3部 無限の問題(初期の把握;ガリレオとボルツァーノ;ゲオルク・カントールと無限の論理;カントールの遺産)
著者等紹介
タバク,ジョン[タバク,ジョン][Tabak,John]
ニューヨーク州立大学大学院を経て、レンセラー工科大学で数学の学位を取得
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家。名古屋学芸大学講師などを勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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