目次
1 音楽と生命(声・身体・音楽―リズムとコスモロジーの観点から;声のコスモロジー;日本のコロス―語りうるもの;拡がる音宇宙;細川俊夫の世界;音楽・精神・身体)
2 かたちと生命(人間の眼の誕生;東京都新庁舎のシンボリズム;アラカワへの応答―見ることの解体/再構築について;知の変動の中のバウハウスとウルム;幻の教皇宮でピカソを見た;「あらしのトレド」;彫刻と内部の力;渦巻について;原型と増殖―モランディーニの彫刻;かたち再考;ルロワ・グーラン氏を訪ねて;生と死のかたち)
3 歴史のなかで(〈5月革命〉のなかで考えたこと;言葉が失われたとき;歴史の闇と光;窓の外のアポカリプス―湾岸戦争私感;世界最終戦争は回避されたが;ソ連崩壊アンケート;日本の〈現実主義〉)