内容説明
うらやましい生きかた、ぞっとする生きかた。首がとれても交尾するカマキリ、母親をたいらげる子グモ、血の涙を噴き出すトカゲ、媚薬を調合するコウモリ…。わたしたち人間の想像を絶した、地球の仲間たちの暮らしぶり。物騒だったり笑えたり、感動したり呆れたり。もっと彼らのことが好きになり、思わず誰かに教えたくなるような数々のエピソード。
目次
1 愛って素晴らしいじゃないか(凶暴な男性優位;僕のエッチングを見においで ほか)
2 ママとパパ(過保護な子供のサバイバル;巣は鳥のものだけではない ほか)
3 生きるために食べる、食べるために生きる(血をすする―コウモリからダニの攻撃まで;地球の掃除係 ほか)
4 寄るな、さわるな(海のカメレオン;血の涙 ほか)
5 無言伝言(かくれろ!;生きた懐中電灯 ほか)
著者等紹介
クランプ,マーティ[クランプ,マーティ][Crump,Marty]
アメリカのノーザン・アリゾナ大学生物科学部客員教授。爬虫両生類学専攻。長年にわたって南米各国で野外調査を行っており、とくにカエルの研究で知られている
長野敬[ナガノケイ]
河合文化教育研究所主任研究員。自治医科大学名誉教授。生物学・生命論専攻
赤松眞紀[アカマツマキ]
自然科学系の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メルセ・ひすい
2
テレビのなんとかシリーズでやってますね! 生殖・行動・鳥・両生類・等々 ・首がとれても交尾するカマキリ、母親をたいらげる子グモ、血の涙を噴き出すトカゲ、媚薬を調合するコウモリ…。物騒だったり笑えたり、人間の想像を絶する、地球の仲間たちの暮らしぶりを紹介。 でも、マジで地球に何かあれば人は絶滅、昆虫類はなんとか生存できちゃうは・・・2009/07/05
こづま
0
生き物たちの驚きの生態を詳しく説明してくれています。ただ、やたらにカエルの生態が多いな、と思っていたら著者は両性類が専門であると訳者あとがきで知りました。個人的にはカエルがとっても苦手なのでカエルの挿絵の多さにページをめくるのが怖くなりました(笑)2011/02/14
カネコ
0
○2010/07/30
勝浩1958
0
カマキリの雄は交尾の際、雌に頭を食いちぎられても交尾を続けるそうである。まことに壮絶である。2009/08/16
スエ
0
「頭を失っても交尾を続けるカマキリ」など、生き物たちの衝撃の生態。感動だったり気持ち悪かったり、とりあえずすごいです。2009/05/18