現代思想 〈第41巻第1号(1月号)〉 特集:現代思想の総展望 2013

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791712564
  • NDC分類 105
  • Cコード C9410

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

5
ガタリ「啓蒙、自由、進歩、そして社会的解放という名のもとに左翼ー右翼の対立軸が構成され、それが一種のあたりまえの参照基準となってきた。しかし今日、社会民主主義は自由主義とまではいかなくとも、少なくとも市場経済の優位を容認するところまで宗旨変えをし、他方、国際共産主義運動は全面的に崩壊し、長年続いたこの二極対立の一方の極に大きな空白が生じている。こうした条件下においてエコロジストのなかに「右でも左でもなく」というスローガンを唱えるものがいるように、この二極対立関係は消滅する運命にあると考えるべきであろうか」2017/01/23

壱萬弐仟縁

2
40年間を回顧する対談で歴史を感じる(28ページ~)。大澤教授によると、一般性と普遍性は違うという(36-37ページ)。普遍性というのは理論研究で求める本質だと思えた。また停滞を不可能性の時代で説明される(39ページ中段)。上野千鶴子名誉教授は女性学40年の回顧(50ページ~)。上野先生は、3.11復興プロセスにおいて、女性の声が吸い上げられない仕組みの不備を嘆いておられるようだ(52ページ下段)。原子力の両義性、即ち、原発と原爆、平和と軍事の背中合わせという難しさを知らしめられたのだ(53ページ上段)。2013/02/01

大ふへん者

0
取り急ぎメイヤスー関連のところだけ。2014/11/04

さぼ

0
② 特集だけ。悲壮感あった。2013/05/30

トグサ

0
青土社の雑誌「現代思想」は、80年代、ニューアカらによって紹介されたフランス現代思想に感化されて以来、学生時代、社会人になっても、立ち読みしてチェックしていたのですが、いつ頃からか話題が専門的になり過ぎ、もう見向きもしなくなったのですが、最近、ミッシェル・フーコーの「言葉と物―人文科学の考古学」や「知の考古学」 (河出文庫)を|青土社「現代思想の総展望2013」+最近の現代思想の簡単な概説+刊行状況 | KI-Academic KI-Academic http://j.mp/12lBuMCに続く。2013/02/04

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