現代思想 〈第38巻第9号〉 特集:免疫の意味論

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791712151
  • NDC分類 105
  • Cコード C9410

感想・レビュー

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oz

9
初読。多田富雄は免疫系をシステマティックに役割を果たすだけの存在とせず、哲学的な設問として再設定できると考え、90年代に免疫系を通じて自己とは何かを語った。ミクロの世界では自己と非自己の境界は曖昧だ。そもそも人間が免疫という機能をなぜ持つことになったのか、に偶然以外の理由を求めようとするとミトコンドリアの反乱のような想像力が生まれるのかもしれない。2010/07/17

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