ユリイカ 〈7 2020(第52巻第8号)〉 - 詩と批評 特集:クイズの世界

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ユリイカ 〈7 2020(第52巻第8号)〉 - 詩と批評 特集:クイズの世界

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  • サイズ キク判/ページ数 293p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791703876
  • NDC分類 905
  • Cコード C9490

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

19
クイズプレイヤーたちのアツい文章に、「ジョジョ」っぽさを感じたぜ。伊沢拓司が「クイズの持つ『暴力性』と、その超克」で「知の格差の再生産」というクイズの宿命を論ずれば、徳久倫康は「競技クイズとは何か?」のなかで「どんなにクイズが強く見えるひとでも、たいしたことはない。クイズで対処しきれるほど、世界は貧しくない」と、その世界へと華麗に誘う。いちばんジョジョっぽさを感じたのは、田村正資「予感を飼いならす」だ。曰く「解答権を奪うためにはどうしたらいいのだろうか。答えは単純である。/答えがわかる前に押せばいい」。2022/01/11

有理数

13
一冊まるごと「クイズ」特集の『ユリイカ』である。テレビや一般で活躍するプレイヤー、タレント、クイズ作家たちはもちろん、歌人、社会学、言語学、仏教学など様々な分野での論考が集う。正直さほど面白くない論考もいくつかあるが、全体を通して「クイズ」という営みそのものの歴史と、危険性、暴力性、そして面白さと無限の可能性が示唆されており、楽しく読んだ。世界のあらゆるものがクイズとなりうるし、人間はクイズと共に生きてきたと言っても過言ではないかもしれない。その広大な世界の片鱗が垣間見える一冊。2020/07/18

kenitirokikuti

4
「特集 クイズの世界」。あんまり考えたことのないテーマだ。クイズダービー、アメリカ横断ウルトラクイズ、は見てたし記憶に残っている。95年から08年は冬の時代で、ヘキサゴンみたくアンチクイズ王型、芸能人の最低常識を問う、みたいなの。08年から、『高校生クイズ』が変わる(元はウルトラクイズの弟分な番組)。超難問型、「東大生」など。2020/08/16

manabukimoto

3
ユリイカまさかの特集『クイズの世界』 テレビにおけるテレビ番組の歴史、競技クイズなるものの実態から「クイズと短詩形文学」「クイズと仏教」(問答の考察)などなど、森羅万象がクイズ絡みで語られる。 TBSラジオたまむすびの井沢拓司さんの「クイズの暴力性」の論考や東田大志さんの「クイズとパズルと謎解き」の違いなど、どの原稿も興味深かった。 中でも田村正資さんの「予感を飼いならす」というクイズの現象学的考察が秀逸。早押しクイズとは「人の話を最後まで聞くことなく、我先にと水を差す営み」。 クイズの世界の奥深さ!2020/07/20

Prussian_Blue

2
クイズ論考も楽しかったんですが「地下クイズ」なる概念が衝撃でした...そうだよなテレビに出せないジャンルのクイズもあるよね。地下クイズベタ問集欲しい。最後の読者投稿の「紙誤」という詩がとても良かった。意外な収穫。あと小川哲の競技クイズの小説もし実現したら絶対面白いやつじゃん読みたい...「魔術師」が最高のマジック小説だったので...。2022/06/19

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